★★★ Twitterやってます。フォローして頂けると嬉しいです(*^^*) ★★★
この記事にはプロモーションが含まれていることがあります

Hyper-VのゲストOSをネットワークに接続する(通常版)

IT

今回はHyper-V上に構築したゲストOSをネットワークに接続する方法について書きます。

ネットワークに接続するには、次のパターンがあります。
とりあえずインターネットが使えばいい、と言った簡易接続でよければ、前回紹介したこの簡易版でよいと思います。

ただ外からゲストOSに接続したい、一台のコンピュータとしてネットワークに参加させたい、という方は簡易版ではなく、きちんと仮想スイッチの設定をすればそれが可能です。

スポンサーリンク

仮想スイッチを使ったネットワーク接続

せっかくLinuxのOSを入れたのに、外側からゲストOSに接続できないんじゃほぼ意味ないですよね。

こちらの章では、そのやり方について書きます。

(私自身、VMwareのノリで行ったら、ちょっとハマってしまいましたんで…)

  1. ゲストOSが一台のコンピュータとしてネットワークに参加できる
  2. リソースのある限り、サーバやサービスを立てまくれる!!

どうですか? この2つだけでもテンション上がりません?

特に2つ目の方。

私はノートPCなのでお試し程度にしか使えないですが、タワー型でモンスター級スペックのパソコンを使っている方は、このハリネズミくんのような感じで遊びたい放題です。

積み木がゲストOSのイメージです。楽しそう…

では、さっそく設定を進めて行きましょう。
Hyper-Vでは、ゲストOSを一台のきちんとしたコンピュータとしてネットワークに参加させるためには、仮想スイッチというものをセッティングする必要があります。

VMwareだと、直接ゲストOSにホストのネットワークデバイスをセットできるのですが、Hyper-VだとゲストOSとホストの間にこの仮想スイッチというものが追加になるイメージです。私はこれに気が付かず少しハマりましたので、VMwareからの人は気をつけてくださいね。

仮想スイッチの作成

Hyper-Vマネージャーからホストを右クリックし、仮想スイッチマネージャーを起動します。

画面左側の「新しい仮想ネットワークスイッチ」が選択し、右側の仮想スイッチの種類は「外部」を選択して、「仮想スイッチの作成」ボタンを押します。

画面左側に新しい仮想スイッチ」が追加されたと思います。
次に画面右側の中央部の「接続先の仮想スイッチの種類を選択してください」の部分で、「外部ネットワーク」を選択します。

プルダウンでホストパソコンに搭載しているネットワークデバイスが選択できますので、このゲストOSはどのネットワークデバイスを利用するのかここで指定します。

今回私はここでハマったのですが、私の使っているノートパソコンの場合、LANケーブルとWi-Fiの二種類のネットワークデバイスを搭載していました。

メインで使うのがWi-Fiなので、そちらのセッティングしかしなかったんですが、たまたまWi-Fiの無いところでLANケーブル挿したら、ゲストOSがネットワークに接続できず困ってしまいました。

なので、後で慌てないよう、複数のネットワークデバイスを搭載しているホストパソコンの場合は、その数分セッティングしておいた方がよいでしょう。

管理オペレーティングシステムにこのネットワークアダプタの共有を許可する」のチェックボックスにチェックを入れてください。

あとは、この仮想ネットワークスイッチに名前を付けてください。私の場合は、LANコネクタとWi-Fiの二つセッティングしたので、それぞれVLAN01(Cable)VLAN01(Wi-Fi)と命名しました。
最後にOKボタンを押してください。

ゲストOSが起動中の場合は、このような注意喚起のダイアログが表示されることがあります。
ネットワークから切断されても大丈夫、という場合は、「はい」を押してください。ダメな場合は、「いいえ」を押して中止し、ゲストOSを停止してから再挑戦してください。

仮想スイッチには、外部、内部、プライベートなど接続パターンやオプションが存在しています。
この辺いろいろ調べたのですが、私の場合はLANに接続できて、外からゲストOS上のサービスが使えれば良かったので、ここまで調査終了です。
詳しく知りたい方はググってください。詳しく解説している方がたくさん出てきます。

ゲストOSで仮想スイッチを使うよう設定する

仮想スイッチが完成したので、さっそくこの前作ったUbuntuの環境で使ってみます。

Hyper-Vマネージャーの左側からホストを右クリックし、ゲストOSを右クリックして「設定」をクリックします。

画面左側で「ネットワークアダプター」をクリックし、画面右側の「仮想スイッチ」でさきほど作った仮想スイッチを選択して「OK」ボタンを押すと設定完了です。

仮想スイッチを選択する際は、ホスト側でネットワークに接続しているスイッチを選択する点に注意してください。これを間違えると繋がりません。
この罠にも何回かハマりました…orz

ブラウザ等を起動してネットワークに接続できているか確認してみてください。

あれ、ゲストOSから外に繋がるのは確認できたけど、外からゲストOSに接続できることを確認するにはどうすればいいの?

今回はゲストOSをLinuxで構築しているので、外から接続できるサービスをセットアップして、サーバーとして動かすことで確認できます。

サービスセットアップ例

よく使うのはTelnetとFTPでしょう。とりあえずこれを使えるようにしておけばホストOS側から端末操作したり、ファイル送受信ができるようになります。

スポンサーリンク

ネットワークが使えない時のファイル共有

ネットワークが使えない場合でもホストOSとゲストOS間でファイルをやりとりできる方法もあります。

コメント

  1. 板谷弘幸 より:

    win10pro(インサイダープレビュー版)でhyper-vを使って導入したDebian(正確にはRaspbian・・今はRaspberry Pi OSというらしいが)が突然ネットにつながらなくなってアップデートもままならず・・
    で、当ブログにたどり着き、無事トラブルを解消できました。
    ありがとうございます。

    • ばったん ばったん より:

      お役に立てたようで良かったです。
      Raspbianですかー
      デスクトップは軽いですか?
      今、軽量のデスクトップLinux探しているので、今度試してみたいと思います

タイトルとURLをコピーしました