VPN使わなくてもインターネットつながるけど…
VPN(Virtual Private Network)を使わなくても通常インターネットに接続できます。
しかし、インターネットをより安全に利用するためには、このVPNという仕組みを使うことをオススメします。
VPNを使わずにインターネットに接続するとどんな危険がある?
VPNを使わずにインターネットを利用した場合には、次のようなリスクが伴います。
- プライバシーの侵害
- データの盗聴
- 地理的制限と検閲
- セキュリティの脆弱性
- 個人情報の漏洩
たくさんありますね、、、
それでは一つずつ見ていきましょう。
プライバシーの侵害
インターネットプロバイダ(ISP)は、当然ですがあなたがどのウェブサイトを訪問したか、どのようなデータを送受信したかを記録、監視することができます。
ISPの監視は業務上仕方ありませんが、第三者による追跡の方が問題です。
第三者とは、広告業者やマーケティング会社のことで、あなたのブラウジング活動を追跡して個人に関するデータを収集することがあります。
データの盗聴
公共のフリーWi-Fiを利用している場合、悪意のあるユーザーが通信内容を傍受し、個人情報(パスワード、クレジットカード情報など)を盗まれるリスクがあります。
地理的制限と検閲
特定の国や地域でアクセスが制限されているウェブサイトやサービスにアクセスできなくなることがあります。
また、一部の政府や企業は、特定の地域から特定のコンテンツへのアクセスを制限したり、あなたのインターネット利用を監視することがあります。
海外のサッカーの試合に関するXのポストを例にしてみるとわかりやすいです。
左の画像は日本からアクセスしたものですが「この動画はご利用の地域でき視聴できません」と表示されて見ることができません。しかし、イギリスのVPN拠点に接続してから同じポストを見ると、画像右のように動画が表示されます。
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セキュリティの脆弱性
悪意のあるハッカーが、あなたとウェブサイトの間に入り込み、通信を傍受したり改ざんしたりする可能性があります。
他にはセキュリティ対策が不十分なネットワークに接続することで、デバイスがマルウェアやハッカーの攻撃にさらされるリスクが高まります。
個人情報の漏洩
最近はほとんど見なくなりましたが、HTTP(暗号化されていない)を使用しているウェブサイトにアクセスすると、入力したデータが暗号化されずに送信されるため、盗聴される危険があります。
最近ではサイバー攻撃が高度化かつ激しくなってきており、個人レベルでも自衛する必要があります。VPNなしは無防備な状態で外を出歩くようなもので、いろいろなリスクを伴います。
VPNを使うとどうなるか現実世界で例えると・・・?
現実世界で例えるならば、インターネットは、たくさんの人が使う大きな公園のようなものです。普通に公園の中を歩いていると、誰でもあなたがどこにいるかを見ることができます。
つまり、あなたがいつどこから公園に入って、どこを歩いてどの遊具で遊んで、どの売店で買い物をして、いつ家に帰ったのか、ということが他人に筒抜けとなります。
いろんな人があなたを見ています。もちろん、悪い人も・・・
そこでこのVPNを使うとどうなるのか。
あなたはあなただけの秘密の公園地下トンネルを通って安全に目的地へ行って帰ってくることができます。誰にも気づかれずに。
そもそもインターネットはどうつながっているの?
皆さんが毎日使っているインターネットは、家や職場のパソコンやスマホから情報をやり取りするための大きなネットワークです。
インターネットは、世界中の多くの人とつながることができて、とても便利です。でも、その便利さの裏には、あなたの情報が他の誰かに見られてしまう危険性も潜んでいるのです。
パブリックWi-Fiのリスク
カフェやホテル、空港などで提供されている無料のWi-Fiは便利ですよね。でも、こうした公共のWi-Fiを使うと、通信が他の人に覗かれて可能性があります。
たとえば、あなたがカフェのWi-Fiでオンラインショッピングをしているとき、誰かがあなたのクレジットカード情報を盗もうとするかもしれません。
VPNがなぜ必要なのか?
ここで登場するのが「VPN」です。VPNを使うと、インターネット上のやり取りが安全なトンネルを通って行われるようになります。このトンネルは、あなたのデータを暗号化して、外から覗き見されないようにしてくれます。
プライバシーの保護
VPNを使うことで、あなたがどのウェブサイトを見ているのか、どんな情報をやり取りしているのかを、他の人(たとえばインターネットサービスを提供している会社や、広告業者)に知られることを防ぐことができます。これにより、あなたのプライバシーが守られ、安心してインターネットを利用できるようになります。
地域制限を超える
インターネットに接続するためにはIPアドレスが必要ですが、VPNを使わずに接続するとあなたがとの地域から接続したのかIPアドレスから割り出せてしまいます。
VPNを使うと、接続元のIPを変更できるため、あなたがどこからインターネットに接続しているかを隠すことができます。
VPNサービスによっては世界中の好きな地域を選択できるため、例えば日本に住んでいながらアメリカから接続しているように見せることができます。
これにより、日本ではアクセスできない外国のウェブサイトや、逆に海外からアクセスが制限されている日本のサービスにもアクセスできるようになります。
VPNの選び方
VPNは様々な会社から提供されています。無料のものもあれば、有料のものもありますが、安全性と信頼性を考えると、有料のVPNサービスを選ぶのが一般的です。また、設定が簡単で、サポートが充実しているサービスを選ぶと良いでしょう。
無料VPNだと何がまずいのか
最近ちょうどニュースがありました。
2024.06.08 若者が利用する「無料VPNアプリ」で個人データが中国に売られる危険性
米国の学校の多くは、生徒のポルノやSNSサイトの閲覧を制限するために、学校内のインターネットアクセスを制限している。 そのため、米国の学生の4人に1人が、VPNアプリを用いてこの制限を回避していると報じられている。しかし、VPNの中でも、10代の若者の間で利用が進む無料のVPNアプリは、位置情報や閲覧履歴などの個人情報を収集し、それを外部のデータブローカーに販売している。
Yahoo! ニュース https://news.yahoo.co.jp/articles/ac93247b79299aad5b98a6f7c2688e2f6ab692e9
ただより高い物はない!
個人情報を守るためにVPNを使ったのに、無料VPN運営元から個人情報が流出してしまったら元も子もありませんね。つまり、せっかくVPNを使って安全にインターネットを楽しむのであれば、有料VPN一択なのです。
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そう思われるかもしれませんが、結論から言うとウイルス対策ソフトとは守備範囲が違うので理想を言えばウイルス対策+VPNの構成にすることでより安全にインターネットを楽しめます。
先の現実世界に例えで言えば、ウイルス対策ソフトはマスクをつけて風邪予防をしたり、感染したときのかかりつけの医者みたいなものなので、目的地までの安全なルートを確保するVPNとは違いますね。
私が選んだVPNサービスはNordVPN
私は「Google One VPN」を使っていたのですが、なんと2024年6月20日でサービス終了とのことで、急遽乗り換え先を探して、たくさんあるVPNサービスの中から一つ決めました。
細かいことはよくわからんけど、普通にインターネットが安全に使えればなんでもいいよ、という方にはこのNordVPNをおすすめします。
NordVPN
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私がNordVPNに決めた判断材料は次の10点です(そんなにあるのかいっ!)。
- ネームバリュー
- 世界各地に接続拠点がありサーバーも多い
- Web画面やアプリが日本語
- あらゆるOS、ブラウザでアプリが使える
- スプレットトンネリング
- Kill Switch
- ノーログポリシー
- メッシュネットワーク
- 広告ブロック
- 返金保証30日
ネームバリュー
サービスを選ぶ時の基本がネームバリューです。
VPNサービスに限らず、なんだかんだでやはり名の知れたサービスが利用者も多く、サービスが行き届いていることが多いです。もちろん全てがそうとは言いませんが、確率的には当たりが多いです。
利用者が少ないサービスは採算が取れなくなってサービス終了になってしまうことを考えると、大きな船に乗っておくのがサービス選定の重要ポイントです。
参考までにいくつか有名なVPNサービスをリストアップしてみました。それぞれについての説明はここでは割愛します。気になる方は他の比較サイトを参考にしてみてください。
- NordVPN
- ExpressVPN
- SurfsharkVPN
- セカイVPN
Google One VPN(2024/6/20 終了)
世界各地に接続拠点がありサーバーも多い
NordVPNで接続先として利用できるVPNサーバは、世界111カ国で合計6,422台あり、好きなところに接続して利用することができます(2024/06/27時点)。
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接続先のVPNサーバが多いということは、それだけ利用者が多くても分散しますし、いろいろな国からアクセスできるようになるため国レベルで規制がかかったWebサービスでも国境を超えてアクセスすることができてしまいます。
Web画面やアプリが日本語
日本人としてはここが結構重要です。VPNの性能が良くてもアプリが英語だと使い方が良くわからなくて困ることがありますが、NordVPNはきちんとした(機械翻訳ではない)日本語なので、アプリが利用できます。
NordVPNはいろいろ機能があるので、アプリ画面見て、これなんだろうー試してみよう、ということが多いので日本語だととても助かりますね。
あらゆるOS、ブラウザでアプリが使える
NordVPNのアプリが様々にOSやブラウザ向けに提供されているため、あるゆるインターネット通信をVPNで保護できます。後述のメッシュネットワークで自分の使っているデバイスをリンクする際にこれだけいろいろ対応していると安心です。
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スプレットトンネリング
スプリットトンネリングは、特定のアプリケーションだけVPNを経由せずに素のIPアドレスでインターネットに接続できる機能です。
VPNを通さずにインターネットに接続するのは危ないんじゃないの?というツッコミは当然ですが、例えばオンラインゲームのアプリは直接ゲームのサーバに接続するからVPN経由させる必要はないけどいちいちVPNのオンオフするのが面倒、という場合にこの機能が使えます。
ゲームのアプリは直接ゲームサーバに接続することで速度を落とすことなく接続し、ブラウザなどはVPN経由でセキュリティを確保して利用する、ということができます。
Kill Switch
機能名だけみるとよくわからない機能ですが、これGoogleOneVPN使っている時から欲しかった機能で、勝手にVPNが切断されてしまった場合にインターネット接続できないように遮断できる機能です。もちろんVPN切断になった場合は自動で再度VPN接続を開始し、VPN接続できるとインターネットが利用できる状態になります。
この機能がない時は、知らない間にいつの間にかVPNが切断されて素のIPアドレスでサイト接続していたということが良くありました。
なんかの拍子にVPN接続できなかった時にインターネット接続を一時的に遮断できるのは安全です。
ノーログポリシー
インターネットの利用記録はあなたが契約しているインターネットプロバイダ(ISP)に記録が残ります。しかし、VPN接続中はいつどこにどれだけ接続してなにをしていたのかという情報がISP側のログには残らなくなります。
ISP側の記録には残らなくなりますが、VPNサーバは経由するのでVPNサーバ側ではどんな通信をしたのか記録を残そうと思えば残せます。
そこでこのVPN側でのログの記録をしない、という宣言をしているのがこのノーログボリシーというものになります。
これであなたのインターネット上での行動は完全に隠蔽されます。
国によってはデータ保持法などで一定期間通信記録の保持を必須としていますが、NordVPNの本拠地はこのデータ保持法の無い国で運営されているため、記録を保持する必要がないためこれが実現できています。
メッシュネットワーク
あなたが使っているパソコン、スマホ、別の場所に置いてあるパソコンやスマホ、友達のパソコンやスマホ、会社のパソコンなどをP2Pで接続して直接ファイルのやりとりができる機能です。
世界中どこにいても安全にファイルをやりとりできるのが強みです。
クラウドストレージなどを使ってもファイルのやりとりができますが、メッシュネットワークとは仕組みが違います。
クラウドストレージはインターネット上の共有ドライブにやりとりしたいファイルをアップロード、ダウンロードしてファイルをやりとりしますが、NordVPNのメッシュネットワークはインターネット上の共有ドライブを経由せず、直接宛先とデバイスとファイルのやりとりができます。
このため、クラウド上の空き容量がなくなる心配はありませんし、インターネット上にファイルが残って消し忘れる心配もありません。
一時的なファイルのやりとりだけをしたいのであれば、メッシュネットワーク機能のファイル共有を使ったほうが便利でした。
広告ブロック
NordVPNのアプリを使うと、広告表示に関する通信をブロックすることができます。
すべての通信がNordVPNのアプリを通過するからこそできる技で、ブラウザやスマホアプリの広告を消すことができます。
特にスマホアプリの広告を消せるのは余計な通信が減って軽くなりますし、誤タップして変な動作したりすることもなくなって快適になりました。
返金保証30日
これは有名どころのVPNではやっているところが多いですが、申込前で一番気になるのが、結局申し込んで使っては見たけど、満足いくサービスではなかった、という時ですよね。
安心してください。
申込から30日間は返金保証がありますので、最初に一ヶ月でいろいろ使って自分のインターネット利用用途として問題がないか確認できます。これは安心ですね。
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NordVPN通信速度を測ってみた
セキュリティ面で安心なのは分かったけど、通信速度はどうなんだい?
という声がなんとなく聞こえてきましたので、参考までに私の環境で回線速度した結果を紹介します。
ちなみにワタクシ、完全自腹でNordVPN契約しました。
つまり案件記事ではありませんので、忖度なしで実測値を掲載して行きます。
だってみんな知りたいのってそういうところでしょ?
- 計測場所:東京近郊のばったんハウス
- 計測日時:2024/6/30の朝7時台(JST)
- 通信状況:速度測定サイト以外の通信はない状態
- 測定方法:インターネット回線の速度テスト | Fast.com
- LAN状況:Wi-Fi 5GHz(専有)
実測!(海外編)
VPN接続なし
まずはVPN接続していないセキュリティガバガバ状態で回線の素の速度を計測します。
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下りで190Mbps出ています。さて、VPN接続するとどうなるのでしょうか。
アメリカ(ニューヨーク)
まずは渡米してみます。下り8.8Mbpsです。一気に速度が落ちますね。
日本時間で日曜日の朝7時だと、ニューヨークは土曜日の18時。回線が混んでいるのかも知れません。
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アメリカ(シアトル)
ちょっとニューヨークは時間帯が悪かったかもです。反対側のシアトル行ってみたところ、下りで22Mbps出ました。
シアトルは土曜日の15時。人口約75万人(2023年)。ニューヨークの人口が同年で約834万人。
人口が少なく、時間帯も昼間ということで、速度が出ているのかも知れません。
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フランス(パリ)
では次はEU圏行ってみましょう。昔フランス語を習っていたというだけでフランスをチョイスしてみました。フランスは日曜日の0時です。深夜だから速度出るかなと思ったんですが、出ないですね。
日本との距離は約1万キロメートル。距離的にはニューヨークともさほど変わらず、単純に遠いってだけですかね。
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ボリビア(南アメリカ)
日本から2.7万キロメートル離れた南アメリカのウユニ塩湖でおなじみのボリビアにやってきました。時差はニューヨークと変わらないため、土曜日の18時台。距離はニューヨークと比較すると2.5倍。
やはり遅かったです。ウユニ塩湖を見には行きたいですが、VPNで行くことはなさそうです。
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日本(東京)
さて、ここまでの海外編は余興です。本命の日本で計測してみましょう。
まずは東京。私は東京近郊に住んでいるので物理的に一番近いVPN拠点となります。
下り210Mbps!
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やはり本命、速い!!!
ここで不思議なことが起きてしまったのですが、なぜかVPNなしの時より少し速いんですよね。。。
VPNサーバを経由してそこで通信の暗号化を行うので仕組み上はVPN接続しない場合と比較して確実に通信速度が落ちるはずなんですけどね。謎です。
とにかく私がメインで使う東京拠点で速度が落ちなかったのは良かったです。
日本(大阪)
日本にはもう一つ大阪拠点があります。
せっかくなのでこちらも試しておきます。こちらは速度が落ちました。まぁこれが普通です。関西にお住まいの方は大阪に接続すると速いと思います。
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通信速度実測結果を見て思うこと
基本的にはクイック接続機能で自動的に最寄り拠点に自動接続
基本的には自分の住んでいるところから一番近い拠点を選択するのがベストです。いちいち接続する時に選ぶのが面倒だと思った方は安心してください。
NordVPNにはクイック接続機能があり、自動的に最寄りの拠点に接続してくれます。今回は記事を書くためにいろいろ接続しましたが、普段は東京一択の自動接続でほぼVPNは意識せずにいつも通りインターネットに接続しています。
パソコン起動時に自動で接続することもできるので、VPN接続のし忘れもなく手間いらずでしかも安全です。
海外拠点はいつ使うの?
日本からの接続を拒否しているようなWebサイトやWebサービスを使いたい場合は接続先を他の国にすればその国からアクセスしていることになりますので接続できる可能性が高まります。
また逆に海外赴任や海外旅行などで赴任先、旅行先からの接続でも日本からアクセスしているように見せることができますので、日本のサービスで海外からのアクセスを遮断している場合はすり抜けできます。
日本は東京と大阪に2台しかVPNサーバがない?
地図を見ると東京と大阪にしか印がありませんが、これは拠点が東京と大阪の2つという意味で、実際は1つの拠点に何百台というサーバーがあります。
例えば今ちょうど接続しているのは554番サーバなので、日本だけでもかなりの台数ありますし、アメリカに接続した時は8000番台のサーバにつながった時がありましたので、やはり世界中で相当数のVPNサーバが稼働しているようです。頼もしいですね。
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敢えて不満点を言うならば
たまにハズレサーバーがある点でしょうか。東京でも速度が全然でないサーバがありました。
でも大丈夫です。そんな時は再接続すれば調子のよいサーバに再接続できます。まだ使い始めて2週間ですが、2回ぐらいあっただけで、その時も一回再接続したら直りました。気になるレベルではありません。
まとめ
VPNを使わずにインターネットに接続した際のリスクについて再掲します。VPN接続することでこれらのリスクを回避することができます。
- プライバシーの侵害
- データの盗聴
- 地理的制限と検閲
- セキュリティの脆弱性
- 個人情報の漏洩
NordVPNを2週間試してみた感想
10台までインストール可能
NordVPNアプリは1アカウントで10台までインストールできます。
とりあえず、私はメインのノートパソコンとスマホにインストールしました。しばらく使って問題なかったら家族の端末にもインストールしようと思います。
通信速度
VPN接続で一番気になっていたのが通信速度が遅くなる点ですが、先に記載した通り、最寄り拠点ならほぼ速度が落ちませんでしたので、もともとの快適性にVPN接続での安全性が加わって安心+快適が両立できて満足です。
また、海外拠点も速度は落ちますが、普通にWebサイトを見るなら支障はないレベルで問題ありません。動画もフルHDぐらいまでなら見れますし、Youtubeとかなら自動でレート落として再生してくれるので特に不便は感じませんでした。
メッシュネットワークでファイル送受信が簡単
パソコンとスマホ間のデータのやりとりが簡単になりました。今まではいちいちGoogleドライブに置いてやりとりしていました。消すのを忘れてGoogleドライブがすぐに散らかってしまう問題がありましたが、直接ファイルを送りあえるので解決しました。
VPN回線以外にも様々な脅威対策ができる
NordVPNアプリのよいところは、細かいセキュリティ対策について知らなくても、VPNアプリで設定を有効にするだけでセキュリティが強化できます。よくわからない場合はとりあえずONにしておけば良い感じです。
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ダークウェブのモニター
ダークウェブという名前はニュース等で聞いたことがあると思いますが、実際はどんなものわかる人は少ないと思います。インターネットのアンダーグラウンドな部分で、流出した個人情報や法に触れるような情報のやりとりが行われている非常に危険な場所です。
ここに自分の個人情報が流出していないか確認することができるようです。自分で確認しにいかなくても良いのは大変便利かつ安全です。
どのプランがおすすめか
さて、ここまで読んで頂いた方の中には、NordVPNを使ってみようという方も出てきたのではないかと思います。そして最後に迷うのがプランです。私もかなり悩みました。
これはNordVPNの2年契約時のプラン表です。(2024.06.30現在)
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結論から言うと、私は「プラスプラン」にしました。
純粋にVPNだけ使いたいという方はベーシックプランでも良いでしょう。
ただ、一ヶ月当たり+150円というジュース1本分の値段を追加すればNordVPNのいろいろなセキュリティ強化機能がすべて使えると考えるとプラスプランの方がお得だと思います。
コンプリートプランは更に+160円でクラウドストレージが1TB付いてくるというものです。私はGoogleドライブとOneDriveで既にクラウドストレージを3TB課金しているので不要と判断しましたが、まだクラウドストレージを持っていない方やフリープランで容量が足りない、という方は+160円で1TBもらえるのは魅力的だと思います。
- データギフト:よくわかりませんので考慮外としました。
- 安全かつ高度なVPN:全プランで利用できます。
- 一度に10台のデバイスを保護:1アカウントで10台のパソコン、スマホで利用でき、これも全プランで利用できます。
- マルウェア保護:安全でないサイト接続時に警告表示、ダウンロードしたファイルを自動スキャンして危険なファイルは削除してくれます。
- トラッカーと広告ブロッカー:特にスマホアプリやゲームの操作を邪魔するたちの悪い広告を非表示にできるのは嬉しい。
- クロスプラットフォーム対応のパスワード管理アプリ:Google Chromeのパスワードマネージャーのような機能です。私はGoogle Chromeの方を引き続き使っています。
- 情報漏えいスキャナ:パスワード、電子メールアドレス、クレジットカード情報といった、あなたの個人情報の流出(また、どのように情報漏えいに巻き込まれたのか)を確認できます。
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