2020年大河ドラマは「敵は本能寺にあり」でお馴染み、織田信長を討った明智光秀にスポットを当てた「麒麟がくる」です!
同じく2014年大河ドラマの軍師官兵衛でも明智光秀が登場しますので、おさらいしておきましょう♪
第41回 男たちの覚悟
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秀吉達は北条を片付けて京に戻ります。
天下を治めた秀吉には、新たなる野望があります。
そうです、明の攻略です。ただ現場はやっと天下統一という大業を成し遂げ、今はその余韻と休息が必要だと官兵衛は説きますが、秀吉の溢れ出る野望の前で成すすべなし。
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寧々の力も借りて説得しますが、効き目なし。
怒り出してしまい手がつけられません…
しかもそんな大事な時に秀吉は茶々とイチャイチャし過ぎて、家中が乱れ始めてきています。
システム開発だと、社運を賭けた大型案件が無事にサービスインしてやっと束の間の休息だ、という時にすぐにさらなる大きなプロジェクトが立ち上がってすぐに取りかかれ!と号令が出たのに、当の社長は愛人と…と考えると、そりゃー兵の士気は上がるわけないですな。
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そして弟の豊臣秀長が弱ってきています。せっかく天下統一したのに病で倒れてしまうとは、さぞ無念だったでしょう。それでも兄のことをずっと心配していました。いい兄弟です。
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茶々も京へ戻ったので、留守中に世話をしていた寧々から鶴松を没収。千利休が機転を利かせて、茶々を京へ向かわせ、留守の間、寧々と鶴松が一緒にいる時間を作ったんですが、自分の子ではなく、どうせ没収されるならそんな時間は最初から無かったほうが良かったのでしょうか。それでもやはり一緒の時間を過ごしたいものなのでしょうか。
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また小言か。
勘兵衛が言おうとしていたことを千利休がぶちまけます。
殿下は目が曇っている
物事の良し悪しが見えてない
明の征服など無謀
朝鮮は従う気はない
人心が離れて、豊臣の未来が危ない
そこまで言ってしまって大丈夫なんですしょうか…
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全然大丈夫ではありませんでした。千利休は切腹を命じられてしまいます。
勘兵衛も千利休も豊臣家の未来のために忠告しているんですが、秀吉には伝わらないようですし、権力を裏で操る三成の入れ知恵にすっかり乗っかってしまっています…
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千利休の祟りでしょうか… 鶴松が亡くなってしまいます。
秀吉もガックリですし、茶々も塞ぎ込んでしまいます。
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跡継ぎを失ってしまった秀吉。いよいよぶっ壊れます。
関白の座は甥の秀次に譲って、自らは太閤と名乗り始めます。
そして、明を攻略する!!
なんかもうこれしか生きる目標が無いようで、家臣たちも従うしかなさそうです。
第42回 太閤の野望
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明攻略に向けて、黒田家は九州の名護屋にさくっと築城。そこに石田三成と増田長盛が視察に来ます。
黒田は明攻めに乗り気ではないようでやる気なさそうだから、しっかり働くか見極める、とか言い出します。三成も敵意むき出しです。これには長政が怒る。分かる。私もイラッとしましたし。
こうして少しずつ奉行衆と武将達の間の亀裂が生じて行きます。これから明を攻めるというおお仕事の前にこれはいかんです。チームの内部崩壊はプロジェクト失敗に直結します。
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さっそく明攻めの評定では、加藤清正と小西行長のどちらが先陣をと務めるかで内輪もめ。仕方なく、一日交代でまとまった。こんなんで進攻できるんでしょうか?
自分がいいところまで進めると翌日相手に手柄を持っていかれちゃうかも知れないんですよね?そうなると手を抜いてしまうと思うんですが… 結果、これをお互いでやると進まないみたいな。
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しかし、さすがは有名な戦国武将たち、海を渡って漢城まで攻めました。
ここで秀吉が勘兵衛が明へ行きを申し出ると、秀吉もようやくやる気を出したかと喜びます。それを見ていた三成も明行きを申し出て、結局二人とも明へ。
三成も官兵衛に好き勝手にやられるのが嫌なんでしょうね。官兵衛視点だと、本当に面倒くさい奴です。
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明では戦略会議。そこに三成もやってきたわけですが、兵糧も用意できてないのに何しに来たんだ?と言われる始末。
状況を正しく秀吉に伝えるためにやってきたと説明すると、現場から今度は何を吹き込むのだと猛反発。チームメンバーの中にも亀裂が大きくなってきており、心はバラバラです。
なんでだろう、という善助に対して、この戦には大義がないからだと官兵衛は言います。
間違いない。やはり大きな仕事をやり遂げるには、大義が必要です。
システム開発現場でも、デスマーチに陥ったプロジェクトによくある光景です。
進捗が予定より遅れてきたり、トラブルが連発すると立て直しということでプロジェクト推進チームのようなものが発足されて、現場の各チームのケツを叩き出します。
後から来たので、今までの事情や経緯を知らずに一方的に自分たちの仕事だけをしようとするので、当然現場からは猛反発を受けます。
なんかそんなデスマーチプロジェクトの進捗会議や課題検討会を思い出してしまいました。
ただ、このような状態になると、現場は共通の敵が出来ますので、変な一体感が生まれてまとまりだすこともあります。これを書いていて思ったんですが、プロジェクト推進チームの本当の目的ってそれだったのでしょうか。当時、入社3年目の私にはわかりませんでしたが、なんか今振り返るとそんな気がしないでもないです。気のせい??
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清正に負けじと進攻した小西行長も負けて帰ってきます。官兵衛の言う通りに守りを固めるべきだったと。
官兵衛は秀吉を天下人にまで押し上げた名軍師ですよ。何言ってんだか…
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鶴松の死から約一年。秀吉は舞の練習をしていますが、すっかりおじいちゃんになってしまいました。しかし、茶々から妊娠したということを聞いて元気になります。
それにしても、こんな年でも子供が!? ドラマを見ていると、茶々と三成が怪しそうなシーンがちょいちょい挟まれるので、もしかして…!?
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官兵衛はこの戦、このまま続けるとまずいから和睦したほうがよい、と秀吉に進言します。
まさかのあっさりOKです。きっと子供ができたからでしょう。
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和睦の使者はまたしても小西行長。この人を使者に立てるのやめません?
前回も嘘ついてたし。今回は秀吉の出した和睦の内容では無理だーと官兵衛に相談します。
学習しましたね。
そして、官兵衛、その内容を記された書状を読むと、おもむろに焚き火の中へポーイ。
竹中半兵衛リスペクトの瞬間っっ
こんな内容では和睦は無理。これは見せずにやるしかないと。小西行長は、秀吉を欺くのか?とブルブルしてますが、官兵衛の中には、きっと秀吉は子供も生まれたし、もうどうでも良くなっているだろう、という勝算があったのでしょう。
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現場では一旦兵を引くことにします。三成たち奉行衆は後でお咎めを受けるんじゃないかと恐れ、秀吉に報告しにいく時に同行して欲しいと言われ、官兵衛も付いていきます。
なんか三成が官兵衛に頭を下げたので嫌な予感がします…
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ほら、やっぱり。秀吉は官兵衛に対して激おこです。
今まで何度も勘兵衛の無礼な態度に腹を立ててきたけど、それは長い付き合いだったから許してきたと。ただ、今回ばかりは許さん!!と。
怒りの原因は、許可なく明から戻ってきたことらしいです。
そして、官兵衛に蟄居を命じます。そもそも三成が… 罠だっっ
私なら、すぐに三成がぁ~と説明すると思いますが、なぜか官兵衛、説明しません。うーん、言い訳にしか聞こえないからでしょうか。
それにしても、勝手に戻ってきただけで、そんなに怒ることでしょうか? もはや秀吉の沸点がわかりません。歳のせいですかね…
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そして、三成の、このこみ上げる嬉しさをなんとか抑えようとしている田中圭が良いです。この人もまた実力派の俳優です。コミカルな役もできますし、今回の三成は嫌な奴で思いっきり感情移入してしまってます。いや~いい俳優です。
第43回 如水誕生
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官兵衛が蟄居になり、嫁の光が寧々に掛け合います。結果、寧々が一番助けを求めたくないであろう茶々の力を借りに行きます。茶々もびっくりして目を丸くしています。
官兵衛は豊臣家のために尽力を尽くしてきましたし、寧々のお願いにも応えていたからでしょうね。やはり人には良くしておくもんですね。自分が困った時に助けてくれますし。
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そして沙汰が出るとのことで、秀吉に会いに行きます。そして突然自ら改名。
如水円清。ここに黒田如水が誕生です。
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如水を助けろというお願いがたくさん届いていたようです。小早川隆景からも来ていたとのこと。すっかり毛利とも仲良くなりました。
そして、極めつけは茶々からのせっかく子供が生まれるの血で汚すな、との申し入れがあったようで、お咎めなしになりました。
千利休の件が無ければ許さなかったかもしれないですね。
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如水、無事に帰宅します。そして丸坊主は大人気です。
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豊臣家には、無事にお世継ぎが生まれます。前回は名を棄てとしてダメだったので、今回は拾いにしたようです。この時代はどうせすぐに改名するので、生まれた時は適当です。
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拾が生まれたことで、関白秀次が可哀想なことになってしまいます。ただ、寧々のお願いで如水が味方につきます。
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三成がいろいろ秀吉に吹き込みます。秀次にも子供がいるから、秀吉と同じように後を継がせたくなるんじゃない?って。
三成はなんなんですかね、豊臣家のことなんてまったく考えてない… 茶々と拾を盛り立てて、自分は権力を手にしようという魂胆丸出しです。
しかし、秀次には如水が付いています。秀次の娘を拾に嫁がせる作戦で秀吉の信用を勝ち取ります。
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一方、家康は黒田長政と福島正則との飲み会を催し、愚痴をききまくっています。黒田を味方に引き入れようという作戦のようです。長政に同じ人質になった身、気持わかるよー作戦で長政は即落ちです。きっと素直な子なんですね。
家康は来るときに備えて、豊臣の家臣たちを仲間に引き入れ始めました。
第44回 落ちゆく巨星
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関白秀次は娘を拾のいいなづけにまでしたのに、三成が謀反の疑い有りと秀吉に吹き込みます。秀次はいつ三成が襲ってくるか分からないからと、聚楽第では戦の準備。
如水がこれでは自ら逆臣ありと言っているようなもの。叔父甥の仲だからちゃんと話してきて、と進言し、それに従いますが、秀吉は秀次の官位官職はすべて没収して高野山に蟄居させ、それ以上の咎めは不要とします。
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これだけでも随分とひどいんですが、なんと三成と茶々が結託し、秀吉が死んだ後どうするの?と秀吉に迫った結果、秀次は切腹。その一家全員成敗。
秀吉は耄碌してすっかり三成と茶々の言いなり。甥っ子とその一族をまるごと葬ってしまうんですから、ろくな死に方はしないでしょうな。
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茶々は( ̄ー ̄)ニヤリです。
とんでもない悪女です。
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拾の行く末を考えると不安で自制が効かない、って本人が言ってます。
声の枯れたお芝居、本当に役者というのは凄いです。
如水にそばにいて欲しいと頭を下げる秀吉。もうかなりのおじいちゃんだし、如水これを受けます。
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どどーん! 天下三名槍と呼ばれた槍の一つ、「日本号」です。信長⇒秀吉⇒福島正則と渡ってきた名槍です。福島正則が如水の悪い噂を聞いたぞ、と太兵衛に言うと怒った太兵衛が正則を挑発。
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太兵衛らしく一気飲みで勝ったらこの槍をくれ、ということで勝負します。まぁ負けるはずもなく、ゲットしてしまいます。
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黒田家も次の世代が育ってきています。如水の次男と太兵衛の嫡男。この二人は仲良しのようです。
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熊之助からも、如水はなぜ、隠居したのに再び安月給で秀吉に仕えるのかと問われます。
殿下が変わりゆくのを止められなかった
如水のセリフより
殿下の天命が迫っている
せめてそばにいて、最後まで見届ける
それが天下人へと押し上げたワシの務め
今の秀吉と天下を作ったのは如水、そして秀吉が耄碌しだしているので、近くで目を光らせてないとまた秀吉の権力を悪用しようという輩が出てくる、ということですね。
お金と権力のあるところに悪い人が集まってくるのはいつの世も変わらないってことなんですね。
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明から文が届きます。
しかし秀吉からの出した和睦の条件にまったく触れられていないことで
秀吉激昂します。
そりゃーそうでしょうね。秀吉からの書状は如水が燃やしてしまいましたからね。すると、秀吉はまた兵を出せ、という話になり、配下武将たちはまた海を渡ることに。
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秀吉をもう止められないのは如水も分かっているので、明攻めに行くと言うと秀吉は大喜び。
如水は、傷はできるだけ小さくするしかない、負けぬ戦をするとのこと。
もう秀吉には言っても通じないので、従うフリをして自ら最善と思う行動を取る方がことがスムーズということに気がついたんですかね。
仕事でもそういう時ありますよね。身内の説得に時間がかかる時とかは、指示通りに取り掛かるフリをして、裁量の範囲内で結果的に指示に背いてしまうようなことをする時も。頑固な上司といちいちやりあってたら時間がいくら合っても足りません。
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拾も大きくなり、秀頼に名を改めます。これで秀頼が天下人じゃ、という秀吉。
え?まだ六歳くらいでしょ? またなにもわからんと思うよ。秀吉が亡くなった後、悪い大人たちにいいように使われるのがオチですよん。
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明へ出陣。黒田家では、熊之助も戦に行きたいと言い出します。
ん、これはフラグか!?
長政が「焦るな、熊之助、初陣を飾るような場所ではない」と諌めます。長政だって早く初陣を飾りたくてうずうずしていたではないか。
成長したなーと何故か私も親父の気分です。
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小早川隆景はそろそろ寿命のようです。お互いがかつて争っていたころを語り合います。
小早川隆景からは、如水は知恵が回りすぎるところがある。よい知恵が浮かんだ時こそ、よくよく吟味するよう心がけよ、と忠告を受けます。
![小早川隆景](https://blackbird-blog.com/wp-content/uploads/2019/09/軍師黒田官兵衛Vol.12-1-13-150x150.jpg)
高松城水攻め、中国大返し、あの時はとことんお主にしてやられた
黒田官兵衛、まことに手強い相手だった
![如水](https://blackbird-blog.com/wp-content/uploads/2019/09/軍師黒田官兵衛Vol.11-4-02-150x150.jpg)
毛利との戦、まことに難儀した
しかしあの頃は、楽しゅうございましたな
昔話を語って終了の流れは小六の時は同じですね。でも如水世代のピークがあの辺でしたね、最近はすっかり子供たちが主役になっていますから。時の流れを感じます。
第45回 秀吉の最後
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熊之助と太兵衛の息子の吉太夫は、こっそり家を抜け出して、明行きの船に乗ってしまいます。
子供は大人の言うことを聞いていた方がいいですよ。我が子に間違ったことを教える親はいませんから。
こっそり屋敷を抜ける二人を糸が見かけてしまいます。稽古に行くという二人を行かせてしまいます。ただ、これが糸をこの後追い詰めていくのでした…
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二人は朝鮮行きの船に乗り込んでしまいます。子供が二人で船に乗る時点で目立つと思うんですけどねぇ。しかも明らかに身分が高そうな子供。
海を渡ってしまえばこっちのものだ。いよいよ初陣ですなー、とか言ってます。
若気の至りってやつですね。この時代の若気の至りは死に直結します。
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熊之助達が乗り込んだ船は玄界灘で転覆してしまいます。
二人が遭難したという伝えが光のところと官兵衛のところへ届きます。
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太兵衛は泣き叫びながら土下座します。自分の子供も失って辛いはず…
官兵衛も家臣を巻き添えにしたと詫びます。父親としてこれはお互い辛いですね…
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そんな中、吉報もあります。なんと糸が女の子を出産します。長政の長女のお菊誕生です。だけど、糸の表情は曇ったまま… 跡継ぎの男の子ではなかったことが辛いみたいです。
そう言えば、前に茶々が言っていました。男子を生むことは女達の戦いである、と。
糸は黒田家の跡取りを産まなければというかなりプレッシャーだったと思います。
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秀吉も自らの死期を察したのか、家康にワシが死んだらどうなる?と訪ねます。
家康は、我ら家臣一同、秀頼様を守り立てていきます、と言いますが、茶々は疑ってますね。
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秀吉、そろそろお迎えが近いです。明行きを許可したのに、突然官兵衛はどこ? とボケはじめてしまい、この頃から床に伏せるようになってしまいます。
竹中直人、若かりし頃の猿だった秀吉、権力にまみれた秀吉、老いた秀吉、すべて熱演です。本当に引き込まれるお芝居です。
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光は熊之助はどこかで生きていると現実逃避。如水がガツンと現実を突きつけます。
熊之助は死んだ、もう戻らない!
光が泣き崩れます。中谷美紀はずっと泣きっぱなしですが、本当にこんなに演技の上手な女優とは思っておりませんでした。いいお仕事されてます!
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いよいよ、秀吉最後のシーンです。
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信長様はこのワシの夢であった
信長が光秀に討たれたと聞いた時は
ワシの目の前は真っ暗になった
ところが、官兵衛は違った
先の先まで見抜いておった
ワシは天下が欲しかった
ワシは多くのものを殺した
利休、秀次、このところは
毎晩のように、皆がこのワシの夢に出てくる
官兵衛、このワシは間違っていたと思うか?
![如水](https://blackbird-blog.com/wp-content/uploads/2019/09/軍師黒田官兵衛Vol.11-4-02-150x150.jpg)
殿下は、信長公にこだわりすぎたのです
ここで秀吉は官兵衛の手を握って
![秀吉](https://blackbird-blog.com/wp-content/uploads/2019/09/軍師黒田官兵衛Vol.11-4-07-150x150.jpg)
天下人の威厳を保つため
豊臣家の天下を揺るぎないものにするためには致し方なかった
官兵衛、秀頼を豊臣を頼む
ところが、官兵衛、その手を離します。
![秀吉](https://blackbird-blog.com/wp-content/uploads/2019/09/軍師黒田官兵衛Vol.11-4-07-150x150.jpg)
断ると申すか
秀頼ではいかんと申すか
ワシが死んだら、豊臣を滅ぼすつもりか
何故じゃ、お主ほどの男が天下を狙わん
![如水](https://blackbird-blog.com/wp-content/uploads/2019/09/軍師黒田官兵衛Vol.11-4-02-150x150.jpg)
殿下… 天下とは、その器たるものが治めるべき
それがしは、ただ、殿下の元で世の乱れを収めたかっただけ
![](https://blackbird-blog.com/wp-content/uploads/2019/09/軍師黒田官兵衛Vol.12-2-10.jpg)
![秀吉](https://blackbird-blog.com/wp-content/uploads/2019/09/軍師黒田官兵衛Vol.11-4-07-150x150.jpg)
官兵衛は変わらんの・・・
いつまで経っても、お人好しじゃ
疲れた、、休む…
すまなかった
お主の思うような天下人にはなれなかった
すまなかった・・・
![如水](https://blackbird-blog.com/wp-content/uploads/2019/09/軍師黒田官兵衛Vol.11-4-02-150x150.jpg)
殿下、長らく軍師としてお使いいただき、ありがとうございました
如水は涙を流して秀吉に礼を言って立ち去ります。
如水が部屋を出た後、秀吉が、「官兵衛、、、さらばじゃ・・・」と…
この後、如水も秀吉の部屋から出た後、声を上げて泣き崩れます。
秀吉の前では、最後まで冷徹な軍師を貫いたんですね。
私もずっとドラマで二人の二人三脚を見てきたので、このシーンは泣いてしまいました。
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慶長三年、天下人、豊臣秀吉はこの世を去りました。享年62歳でした。
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秀吉の死が伝えられると、いよいよこの人が動き出します。
死んだあとのことをもっと考えておくべきだったと。
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そしておもむろにいつも閉じかかっている右目を手で拭うと・・・
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右目がっ・・・ 開眼!!! チャクラ発動!!
勝負に出るぞ!!
いよいよ、徳川家康が動き出し、石田三成と徳川家康が関ケ原で激突します。
一方、如水も九州で兵を挙げて、天下を狙います。
黒田如水、人生最後の大勝負です!!
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