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軍師官兵衛(2014年NHK大河ドラマ)第16回~第20回

レビュー

2020年大河ドラマは「敵は本能寺にあり」でお馴染み、織田信長を討った明智光秀にスポットを当てた「麒麟がくる」です!
同じく2014年大河ドラマの軍師官兵衛でも明智光秀が登場しますので、おさらいしておきましょう♪

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第16回 上月城の守り

秀吉は人たらしだったのは有名な話ですよね。
私の周りにも人たらしの方がいますが、人の心をつかんで動かすのうまいです。

このシーンでは、官兵衛の親父や嫁にも目を見てお願いしています。
身分の下ものに対してもなんのためらいもなくそれが出来る、というのは素晴らしいと思います。なかなかくだらないプライドが邪魔してできないですもんね。

私も部下にはなるべくそういう姿勢で接するんですが、どうしても気分が乗らない時や、勘違いしてしまった部下に対しては、そういう態度で接することが出来ない時があります。
そんな時は、デール・カーネギーの「人を動かす」でも読み直しますか…

毛利戦では、上月城が戦場になります。
尼子軍団の士気は十分。やる気満々です。
しかし集まった兵の数がなんと、700…
対する毛利は50,000です。桁が2つ違うって…

九郎右衛門が毛利の陣に潜入し、内通者として上月城へ案内するという話で誘い出します。

毛利軍を城内に誘導して待ち伏せで撃退します。
ただ、残念なことに元気な尼子勢を見るのはこれが最後となります…

秀吉の配下についた荒木村重はどんどん様子がおかしくなって行きます。
腹を割って話そうと秀吉も頑張って下手に出ますが、心を開かない村重…
村重が退席した後、秀吉は床を叩きました。
やはり、いくら人たらしの秀吉でもイラッとしていました。
ちょっと安心しました。

光は兄を説得するため、一人で兄のところを訪れます。兄弟水入らずでのひとときです。
光は必死に説得をしますが、兄の決意は固く、織田には付かないとのこと。
平行線のまま、兄妹の思い出話になります。
私にも妹がいるので、この前の14回の時と同様、感情移入開始です。

戦のない世が来ると思いますか?
私は来ると信じています…
その時、また兄妹揃って、あの頃のように笑いとうございます。

光のセリフより

それは叶わぬ。わしとお前は別々の道を歩むのだからな。
光、今生の別れだ・・・

櫛橋左京進のセリフより

左京進が別れを告げて去ると、光も堪えきれず兄上ーっと後を追う…
このシーンもまたとても切なかったです。

左京進が初めて笑顔を見せた瞬間!?
今回も涙なくしては見れませんでした。

上月城は毛利は硬直状態。兵糧が尽きつつあり、
秀吉は信長本人に直談判しにいくも、「上月は見捨てよ」と言われて玉砕…

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第17回 見捨てられた城

上月城は5万の毛利軍に囲まれて2ヶ月。兵糧尽きて織田の応援待ち状態の尼子家。
秀吉は上司の信長に応援のお願いをするも、700の兵を守るために5万と戦うのはリスクが高いから無理だと却下。

部下の官兵衛からは今、上月城を見捨てると籠城している尼子家や織田の播磨での信用が無くなると突き上げられる秀吉。

板挟みの中間管理職ですね。わかりますよ~その立場の辛さ

それでもやはり上司には逆らえず、上月城にいる尼子家には毛利に投降するよう伝えることを決意。官兵衛はなんとか命令無視して逃がそうと上月城へ入るが、尼子勝久は自刃を決意。

官兵衛のことを怒るかと思いきや、ここまでありがとうって…
まだ怒ってくれたほうがいいよね。それ言われちゃったら申し訳ないですよ…

山中鹿介は官兵衛に、また乱世で会えたら思う存分飲み明かそうって…
乱世じゃなくても飲み明かしてくださいよ(泣)

私は、転生輪廻ってあるんじゃないかと思ってます。
まったく行ったこと無い同じような街で生活している夢を何度か見てます。不思議なことに毎回同じ街なんです。しかも、こっちに何があるとかなんとなく分かるんですよ。前世はそこで暮らしていたのかもしれません。

もしかしたら、新橋でサシ飲みしてるサラリーマンの中に、この二人の生まれ変わりがいたりして…

織田軍は上月城を捨てて、秀吉も書写山から撤収。
荒木村重も「所詮は使い捨てか…」と意味深につぶやいて去っていきます。
荒木村重の心変わりが始まってますね。というか、もう既に始まっていて、いろいろな事が起こる度に信長への忠義が揺らいで行っています。

尼子勝久は自刃、山中鹿介は毛利に引き取られるんですが、即討たれてしまいます。まぁ、毛利からみたら、抱えておくのは危ないから当然ですかね…

それにしても、主役は戦場で話をしたり、囲まれても無事なのに脇役は普通にやられてしまうんですよね。まぁ、時代劇に限らずなんでもそうですけどね。

官兵衛の部下たちも磨きがかかっていきます。脳筋の母里太兵衛が、いつのまにか孫子を読んでいたというこのシーン。善助も驚いてましたし、九郎右衛門から厠で読んでたか、とか言われてます。

今や厠でスマフォでゲームをしているサラリーマンが多い中、あっぱれ母里太兵衛ですね。

織田信忠の陣では、戦の振り返りが行われていました。

システム開発でもプロジェクトが終わった時はやります。反省会というと失敗した感が強いので、「振り返り」ですね。

でもこれ重要なんです。今回の反省点やこうすればよかった、というのを次に向けてみんなで共有するというのは、次に同じ轍を踏まずに済む確率が高くなりますから。

さて、荒木村重が敵方の神吉藤大夫を逃してしまったことを仙千代が信長にチクリにいくと宣言、荒木村重を執拗に追い詰めます。

さっと空気を読んだ秀吉と明智光秀はフォローを入れてくれます。いい人だぁ

荒木村重と明智光秀がサシ飲みで、お互い新参。
凹んでる村重に明智光秀は、結果を出せば信長は認めてくれると光秀は言うが、村重は結果が出なかったらどうなると弱気…

明智光秀、なんていい奴なんでしょう。会社の同期にいたら心強いなぁ…

上月城が落ちたので、仮病でズル休みしていた宇喜多直家が毛利の陣へ挨拶に。
小早川隆景と吉川元春と対峙しても、まったく臆することなく、むしろ手玉に取る感じはさすが。陣内孝則の怪演が凄い。何を考えているか分からない雰囲気がハマりすぎてるっっ

見てください、この宇喜多直家のキラキラおめめw
まるで子供のようにキラキラしてるんです。
毒を盛ったり裏切ったりするとんでもない曲者なのに目がキレイすぎる…

対する吉川元春は殺意むき出しのこのおめめです。
それにしても凄い睨みですね。吉見一豊という俳優でした。
私、意外と味のある俳優が好きなんですが、この方はノーマークでした。
毛利陣でなかなかいい味出してます。

わっはっはっ
いや~ 毛利の名将二人相手にこの小馬鹿にしたような笑い。
なんだろう、陣内孝則の芝居から目が離せないっっ

官兵衛が裏で調略に動いていたこともあり、さらに宇喜多直家を不気味に感じに毛利は、一旦兵を引くことになります。その結果、毛利を当てにしていたこの人、左京進も自害します。
官兵衛、お前の勝ちだ・・・」
…官兵衛は別に勝負してなかったと思うんですが… 義兄だし。

結果、黒田家には、櫛橋家の子供たちが集まってしまいました。賑やかそうでいいですね。こんなに子供がいたら、学費どうしよう… 習い事の月謝はどこから捻出しようかと思ってしまいました。

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第18回 裏切る理由

秀吉は裏切った別所が立てこもっている三木城攻めに取り掛かります。
両兵衛の作戦では、付城で囲って兵糧攻め作戦。そう決まると早速、石田三成が作戦実行。両兵衛は宇喜多直家の調略に着手。

凄いチームワークです。秀吉は人材に恵まれましたね。それだけ優秀な人がこの人に付いていきたいと思わせる秀吉はさすが人たらしと呼ばれるだけあって、人心掌握に長けていたんですね。

プロジェクトリーダーの石田三成による付城ビルドの模様です。
開発現場はいつの時代もこんな感じですね。
頭のいい人が戦略を練って、偉い人がそれを決断し、一般人が指示どおりに作る。
システム開発も同じ感じです。
私はこの絵でいくと、数人の大工さんをまとめる現場監督のようなものでしょうかね。

それを考えると秀吉や信長ってほんと雲の上すぎる。クラウドっす。
今だとビル・ゲイツや孫さんとかでしょうかね。

前回、チクリ魔の仙千代によって不手際が信長に伝わってしまったので、その申し開きの会が催されます。村重はここで取り巻き達からの指摘を論破し、信長に臆せず自分の選択が正しかったと主張し、お咎めなしとなります。

みんな度胸がいいですよね。特に村重の肝が座っているところは信長も評価しているみたいです。さすが刀の先のまんじゅうに喰い付いただけあります。

天下布武をなすには村重の力は欠かせない、と。
村重、ものすごい高評価じゃないですか。さすが一介の浪人から大名に成り上がった人。

有岡城に戻って家族のひととき。美しい妻とかわいい子供。
信長からお咎めなし&認められて仕事面でも充実、家庭も充実。
村重絶頂シーンです。

官兵衛は宇喜多直家を調略しに行きますが、なかなか織田に付きません。
この男はほんと曲者ですね。でも大きな力にすがることなく独自路線を歩むんですから、それぐらいでないと乱世は乗り切れないんですね。本当に厳しい時代です。

そして、情報網も凄い。
官兵衛に、西の方ばかり気にしていると背後を突かれるかもよって一言。
情報網というより、この人が誰かを操って乱世をかき乱しているんですかね。

せっかく信長からお咎めなしで平和なひとときだったのに、事態は一変します。
家臣の中川清秀の兵の中で、対立している本願寺の内通者がいて、こっそり兵糧を運んでる疑惑が…

村重はすぐに信長に申し開きをしなければ、と正しい判断をするのですが、中川清秀が信長は許さないんじゃないかと村重の不安を煽りまくります。しかも勝手に戦に備えて兵糧を集め始めてしまいます。

村重は謀反を疑われるからやめろ、それより犯人を早く探せとまたまた正しい判断と指示をしますが、この中川という奴は無視なのか聞いてないのか無能なのか、役に立ちません。

結果、裏切った兵士は織田軍に捕まってしまいますし、兵糧を溜め込んでいる話も信長に伝わってしまいます。

完全に追い詰められた村重、、毛利が勝てば天下は村重のものにしてもよいよっていうドラクエの魔王より気前のよい条件にあっさり乗せらてしまいます。

上月城を見捨てた、使い捨てになる、、
本願寺の顕如からも信長を信じられるのか、、
などなどいろいろあった結果、決断します。

これより我らは、織田信長を討つっっっっっ

( ̄ー ̄)ニヤリ

また、毛利の手先の安国寺恵瓊さんでしたか… 村重の調略成功か…

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第19回 非情の罠

秀吉と光秀が村重を説得するために有岡城にきますが、ぜんぜん村重は話を聞きません。
村重は「使い捨てにされる前に身の振り方を考えたほうがいい」と言い残して去ってしまいます。

上月城を織田が捨てなかったら、村重の謀反も無かったのでしょうか?

村重の謀反が本物と分かるや、さっそくこの迷い多き御着が乗っかります。
自分のところのせがれを人質に出してないから、身軽ですよね、この人は。

嫁のお紺も亡くなってしまい、ガツンと言ってくれる人がいなくなった結果、使えなそうな家臣に不安を煽られて、操り人形状態です。

村重の嫁のダシは家臣の中川清秀を怪しんで、なんとか翻意するようやんわりと村重に進言します。美しいだけでなく、賢い嫁だったんですね。村重~なにやっとんねん!

村重の謀反が本物と知ると、信長はもちろん激おこカムチャッカインフェルノ!!
「断じて許さん!!」

黒田家は緊急の家族会議です。
御着が裏切ったということは、人質の松寿丸がやばいですよね。
御着を討つしかないとキレまくる部下たちに対して冷静な官兵衛。
私も自分の子が人質で同じ立場だったら、即勢いで御着に攻め入ってると思いますが、さすが官兵衛です。
「主君に弓を引いてはならぬ」と。義に熱いっっ

官兵衛は御着の殿を説得しに行きます。長年仕えていますし、きちんと話せばわかってくれると思ったんでしょう。

官兵衛のところに村重の嫁のダシから手紙が来ていて、村重を説得して欲しいという内容だったとのことです。
村重を説得して、荒木が翻意するなら御着も従う、ということになり、官兵衛は有岡城へ一人でいくことになります。

しかし、この一通の手紙がこの後の大騒動を引き起こすとは…

思案のしどころじゃのう・・・
(だから殿は思案しなくていいんだってば…)

有岡城へ単身乗り込んで、村重を説得しますが、説得に応じないどころか、官兵衛を見方に誘い入れようとします。官兵衛も頑張って反抗しますが、まさかの御着の裏切られてしまい、戦意喪失。。。

長年信頼していた殿、部下を謀ってまでなんとかしようとしてわざわざ有岡城まできたのに、官兵衛がそっち行くから殺っといて、、なんて… ひどい、ひどすぎる…

そして、官兵衛は捕らえられてしまいます。

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第20回 囚われの軍師

謀反者の村重を討つべく信長が摂津入りします。
秀吉は村重の説得に有岡城へ行った官兵衛が戻らないことを信長に報告します。
人質の処分の話になりますが、半兵衛のフォローにより、保留になります。
またしても半兵衛、ナイスフォローです。

村重は嫁のダシが官兵衛に手紙を送っていたことを聞いてしまいます。
これは村重にとってはダメージでしたね。これから旦那が一か八かの大勝負に出る時なのに、嫁が弱気で友人に説得して欲しいって手紙を書いていたんですから。

村重が牢の中にいる官兵衛を誘いますが、乗っかってきません。

ダシは自分の出した手紙のせいでこんなことになってしまったことを悔い始めます。
村重に見つからないよう、こっそりと官兵衛に会いに来て、脱走の計画に協力してくれます。

人質の松寿丸が危ないし、官兵衛も帰ってこない、ということで、光はまたしても涙祭りです。中谷美紀、演技なのにボロボロとガチ泣きして見えます。
私が監督だったら、OS-1をケースで差し入れします。

御着が毛利に付くことになり、黒田の家臣からも離れるものが出てきてしまいます。
後藤又兵衛も叔父が毛利側に行くことになり、本人は嫌がっていたけど黒田家を離れることになってします。ここも涙なくして見れないシーンです。

村重の家臣の高山右近は、村重に付くか信長に付くかで迷っていたんですが、村重に付くとキリシタン全滅という悲劇になってしまうため、死装束で信長に挑み、結果的に信長の配下になります。主君を裏切る時は、死を覚悟で臨まないと駄目なんですね。

村重は嫁にも不安がられ、信頼していた忠臣の高山右近も信長側に付いてしまったことで、いよいよ本格的にうろたえ始めます。

そして、村重をぐらぐらと揺さぶった村重の家臣である中川清秀はちゃっかりと信長側に寝返りました。
もう、コノヤローーーって感じですよね。
有岡城の内部事情もペラペラとしゃべってしまいますし、まったく信用のおけない奴です。この時代には秘密保持契約とか無いですもんね…

でもまぁ、ペラペラとしゃべってくれたお陰で、官兵衛がまだ生きているということが秀吉に伝わったので良しとしますか。

官兵衛が生きていると分かれば、救出大作戦決行ですよね。
さっそく善助、九郎右衛門、母里太兵衛が有岡城下へ潜入します。
いやぁ~ 本当に有能で頼もしい部下がいて羨ましいです。

官兵衛はダシに脱出の手引をしてもらい、牢から出てあと一歩で脱出というところまで来ますが、最後の細い通路で村重と遭遇します。

大体、RPGゲームの細い通路ってボスがいますよね。
まさにそんな感じでした。
結局、捕まってしまい、牢に舞い戻ってしまいます。
しかも今度は土牢です。
当時、なんかの記事で見ましたが、官兵衛役の岡田准一は、黒田官兵衛のターニングポイントとなるこの土牢シーンの撮影にはかなり気合を入れて臨んだそうです。

撮影時のセットも史実では牢が狭すぎて官兵衛が足を痛めたということから、かなり狭くジメジメとした凝ったものだったようです。確かに虫やネズミもいて本格的に描写でした。

次は有岡城幽閉、完結編です。

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