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Google Cloud Platform (GCP) でVMを立ち上げてみる

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仮想マシン作成

GCPの管理画面に入りました。
左のメニューからスタートガイドを選択すると、画面中央に「Compute Engineを試す」というメニューが出てきますので、クリックします。

これがGoogle Cloud Eompute(GCE)というもので、クラウド上に仮想マシンを作る機能です。

Hyper-Vでを使ったことのある方は、GCEはHyper-Vだと思ってもらえればイメージが湧きやすいと思います。Hyper-Vでは使うリソースがローカルのパソコンのリソース(CPU、メモリ、ディスク等)だったのに対して、GCEはGoogleのデータセンター内のサーバーのリソースを使います。

GCEでは仮想マシンのことを「インスタンス」と呼びます。Hyper-Vでは、仮想マシンと呼んでいたものです。

画面右側がチュートリアルのガイドになりますので、開始ボタンをクリックしてください。

赤枠内は自動で生成されていますので、変更してもよいですし、そのままでもOKです(後から変更可能)。
決まったら、プロジェクトを作成ボタンを押します。

画面の左側の作成ボタンをクリックしてください。

画面右側のガイドを進めると、Compute Engineに移動と表示されるので、押してみてください。どこを押せばいいのか教えてくれます。

こんな感じでフォーカスを当ててくれます。
最初、この左、中央、右の画面の構成が分かりにくく、次どこ!?状態でしたが、右側のガイドでやったところまで次へボタンを押したら教えてくれました。

いよいよインスタンスの作成です。作成ボタンを押してください。

vCPUコア数とメモリを選択してください。右側にこの構成だといくら掛かるというのが表示されていますので安心ですね。
ちなみに一年間の無料トライアル中は、Googleさんから$300もらえたので、残り32,204円残ってます♪
お試しで作るなら、最小構成のf1-microを選択してください。これなら一月500円くらいですし、720時間分はそもそも無料ですので、一年で見ると実質無料です。

無料枠が気になる方は、こちらで詳しく確認できます。

Google Cloud の無料プログラム
  • アイオワリージョンのf1-microを1つ使うならほぼタダ。
  • アジア圏件への通信はわずかに通信量がかかる
  • 2020年1月から外部IPが1つ300円/月程度掛かるとのこと

ということで、初年度は約3万円分はGoogleさんから頂いているので細かいところはあまり気にしなくてよさそう。次年度以降は最低構成でも月1,000円程度はかかってしまいそう。
外部IPの有料化はイタイです…(T_T)

ちなみに最強構成はこれでした。vCPUが160個、メモリが3.75TBってもはや次元が違いますな。まぁ、お値段も別次元ですけど。一ヶ月で1,387,000円って… 一瞬で無料枠が蒸発して死亡確定ですので、ここのスペックの選択は気をつけてくださいね

OSイメージは好きなものを選択してください。
今回はとりあえず、サーバ用でよく使われるLinuxのCentOSをチョイスしました。どれがよいかわからない方はCentOSにしておきましょう。この後の説明はCentOSベースですので。

AWSだとファイアウォールのルールを追加しないとHTTPのポート開かないんですが、GCPではチェックボックスにチェックつけるだけでポートが開きますので簡単ですね。これで80番と443番を開けますので、HTTPとHTTPS、つまりWebサーバの立ち上げが可能になります。

他にもいろいろオプションがありますが、推奨設定のままで作成ボタンを押します。

VMインスタンス画面の一覧に今作成したマシンが表示されます。
右上の列プルダウンを押して、マシンタイプが表示されるようにしておくと良いと思います。
マシンタイプがvCPU1個、0.6GBならf10microなので無料で使えます。万が一、ここが違う場合は有料になってしまうかも知れないので確認して、間違えていた場合はインタンスを削除してください。

さて、インスタンスは作ったけど、ここからどうするのでしょうか?
次のアクションがわからなくなった時は、右側のガイドを次ボタンで進めてください。次はCloud Shellを使って、インスタンスに接続します。

Cloud Shellに接続すると、ブラウザ内にコマンドを打ち込むエリアを表示されます。TeraTermとかPuTTYとか入れなくてもブラウザだけでLinuxのコマンド操作ができてしまうんですね。これは便利です。

gcloud compute ssh --zone us-central1-a centos-01

Cloud Shellはまだ先程作成したCentOSのインスタンスではないので、sshを使って接続します。
–zone オプションでゾーン名を指定し、その後にインスタンス名を指定します。どちらもVMインスタンス一覧画面に表示されています。

初めてアクセスする場合は、sshキーが無いので、作成します。
ちなみに次のようなエラーが出ることがありますが、キーの生成にちょっと時間がかかるみたいなので、少し時間が経ってからリトライしてください。

[ユーザ名@インスタンス名 ~] $
のプロンプトが表示されれば、インスタンスの中で動いているLinuxにsshでログインできました。

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