Windows10のHyper-V上でWindowsXPを動かしてみる

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Windows10のHyper-V上でWindowsXPを動かす

目的

WindowsXP上でしか動かない業務アプリケーションを使っている会社はまだまだあります。ただ、もうWindowsXP搭載のパソコンはなかなか手に入らなくなってきていますし、今のこのXPパソコンが壊れたらどうするんだ… ということもあると思います。

WindowsXPのインストールディスクがあれば、Windows10の上で一つのアプリケーションのような形でWindowsXPを動かすことができます

今回は、たまたま探しものがあって部屋の押入れをガサガサしていたら、WindowsXPのインストールディスクという懐かしい物を発掘してしまいましたので、Windows10とWindowsXPを同時に動かしてみようと思います。

できること
  • Windows10とWindowsXPを同時に並行して動かすことができる
  • WindowsXPでしか動かない古いアプリケーションが動かせるかもしれない
  • ノスタルジーな気分に浸れる

すっかりソフトウェアはネットからダウンロードする時代になりましたので、久しぶりにCD-ROMをみると懐かしいですね。

しかもこの頃のインストールCDの見た目がいいですね。私はビックリマン世代なので、ヘッドロココとかを彷彿させるこのデザイン、胸アツです。

Windowsの歴史をざっくり紹介

かつての名作OS、WindowsXPです。しかもPro版とHome版同時発掘っっ
WindowXPは、2000年代に主に使われたMicrosoftのOSです。
昔、Windowsは2系統に分かれていました。

  1. Windows9x系:Windows3.1⇒95⇒98⇒Meという流れで進化した個人向けシリーズ
  2. WindowsNT系:WindowsNT4.0⇒Windows2000という流れで進化した企業向けシリーズ

Windows9x系

一般向けには、1の個人向けで、これが恐ろしく不安定なOSでした。どう不安定かというと、アプリケーションが異常終了すると、OSまるごとブルーバックで落ちてしまうんです。
エクセルで超大作を作っていても突然操作不能のブルーバック画面に切り替わり、そのまま強制OS再起動。編集中だったファイルも前回保存した時点まで戻ってしまう、というのが日常茶飯事でした。気が狂うでしょ!?

WindowsNT系

そこで安定した2のNT系ベースに9x系の個人向け要素を融合したのがWindowsXPです。
XP以降の進化の過程:WindowsXP⇒Windows7⇒Windows8.1Windows10(←今ここ)
※ちなみに2箇所ほど取り消し線で消しているのは、失敗作です(主観)

WindowXPは初めて個人向けにこのNT系をベースにして開発されたOSというだけあって、抜群の安定感でした。OSが落ちないっていうだけで感動したのを覚えています。
Windows7同様、よく出来たOSだっただけに皆なかなか乗り換えなかったWindows系の名作OSと言っても過言ではないです。

ぶっちゃけ、WindowsXPにセキリュティパッチだけ提供してくれれば私はWindowsXP使います

Windows10のHyper-VでWindowsXPを蘇らせる

さて、前置きはこのぐらいにして、せっかくメディアが出てきたのも何かのお導き。
久々にノスタルジックな気分に浸りたくなったので、Hyper-V上で蘇らせてみます。

Hyper-Vって何!?という方はこちらをどうぞ

Hyper-Vを使うには有効にする必要があります。わからない方はこちらの記事の先頭部分だけ参照してみてください。

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Hyper-Vを使ってWindowsXPの仮想マシンを作成

ばったん
ばったん

仮想マシンとは、パソコン本体をバーチャル化したものです。物理的なパソコンではないですが、物理的なパソコンとほぼ同じように動かすことができます。

Hyper-Vマネージャーを起動し、WindowsXP用の仮想マシンを新しく作成します。

次へいきましょう。

仮想マシンの名前はなんでもよいです。WindowsXPであることが分かるような名前にしておくとよいと思います。

WindowsXPの場合は、仮想マシンの世代は第1世代を指定してください。

WindowXPの仮想マシンに割り当てるメモリの量を指定します。WindowsXPは約20年前のOSです。確かその頃のパソコンの搭載メモリは確か256MB~512MBぐらいだったと思うのですが、とりあえず1GB確保します。なんせ臆病なモンでw

ネットワークは接続しません。20年前のボロボロOSで構築した環境をインターネットに接続するのは危険過ぎますので、今回はオフラインでこっそり楽しみます。

仮想ディスクは作成します。デフォルトのまま次へ進んでください。

インストールメディアを選択します。物理メディアを持っている方は物理ドライブにWindowsXPのCDを入れて、「物理 CD/DVDドライブ」を選択します。ISOファイルの方は「イメージファイル」を選択します。

私は無くしものが多い(現に別件で掃除してメディア発見)ので、ISOにしてしまいました。今回はそのメディアから作成したISOファイルを指定します。

最後に内容を確認して、「完了」ボタンを押してください。

Hyper-Vマネージャー上に新しい仮想マシンが追加されたと思います。
これで入れ物が完成です。物理的な世界で言うと、パソコンを一台買ってきた状態です。

さっそく接続して、起動ボタンをポチッとしてください。
ここから懐かしい世界にタイムスリップしますよ。

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環境構築手順

WindowsXPのインストール

おおお、懐かしのWindowsXPのインストール画面です。
Enterキーを押してください。

F8キーを押して同意します。こんなDOSっぽい画面だったんですねー

キーボードの選択です。左上の半角/全角キーを押してください。

そうだった! WindowsXPはインストールするパーティションを自分で作るんでした。ここでパーティション分けはどうすればいいんだ!? となってストップしてしまった時のことを思い出しました。

とりあえず、WindowsXPの本体をインストールするドライブを準備しますので、Cキーを押してください。

20年前のパソコンだと、確かハードディスクの容量が40GB~80GBぐらいだったはずなので、とりあえず10GB割り当てときましょうか。

今作った10GBのパーティションにWindowsXPをインストールしますので、選択されていることを確認して、Enterキーを押してください。

OSのCドライブとは別にデータ保管用のパーティションを作る場合は、ここでまたCキーを押して新しいパーティションを作ってください。Cドライブがぶっ飛んでもよいようにデータは別ドライブにするのが定石でしたね。
今回はお試し環境なので、そこまでしません。

ファイルシステムを選択してください。どちらでもOKです。どっちかわからん人はNTFSでOKです。当時、個人向けでNTFSが選択できたのはかなり興奮しましたよね♪

さて、まずはフォーマットからですね。
Cドライブをフォーマットしてしまっていますが、大丈夫です。
パソコン本体のCドライブではなく、Hyper-Vのゲスト環境のCドライブですんで。

当時、ドライブ分けてマルチブートとかしていた頃は、ここでドライブの指定間違えて環境まるごとふっとばすなんてことが多々あったので、この辺の作業は確認に確認を重ねて進めたもんですが、Hyper-V上ならなにも怖くない。ほぼなにも考えずポチポチしてしまいましたw

フォーマットが終わると次は、ファイルのコピーです。
ここがハードディスクだとそこそこ時間がかかった記憶があるんですが、今回は爆速です。さすがSSD!! パソコンは確実に進化していますね。

あっという間に、このパソコンは9秒後に再起動します!というミッションインポッシブル画面に到達です。

WindowsXPのセットアップ

再起動すると、インストール後半です。

エキサイティングな新しいデザイン
すっきりしたユーザインタフェースと鮮やかな配色によるデザイン

WindowsXPインストーラーより

はい。そのとおりです。WindowsXPのデザインはUIも本当によく出来ていたと思います。今も色褪せないですよ。
それに比べてWindows10のUIのダサさときたら… orz

いいですねー、この角ばって立体感のあるウインドウ。
やっぱりおじさん世代はこれなんですよ。Windowsは。

後は画面の通りに進めてください。

お試し環境なので、もうすべて適当に入力です。

どんどん次へ行っちゃいましょう。ノルタルジックな世界まで後もう少しです。

紹介文がなんだか時代を感じますね。
でもWindowsXPって標準で写真やビデオを編集するソフトなんて付いてましたっけ?
まさか、ペイントブラシとかじゃないですよね? ^^;

WindowsXP起動!

おおお、く、くるぞっっ

ご無沙汰してまーす♪

懐かしい~ \(^o^)/
この青いタスクバーと緑のスタートボタン。
買った当初は違和感あり、すぐにクラシックモードにしていたりしましたが、すぐに慣れました。Windows10にはまったく慣れません…(T_T)

それにしても標準の壁紙も解像度が低いのになんか気持ちの良くなる青い空と緑の草原。やはりWindowsXPは名作。なんて言ったって軽い!

CPU割当コア数1つ、メモリも128MB割当でも一瞬で起動しましたよ。本来OSはこうあるべきだと思うんですよね。Microsoftさん!
使わない余計なものはいらんです。必要な物は後から自分で入れるんで。

ついでに久しぶりにレトロなWindows標準にゲームで遊んでしまいました。懐かしい~
昔狂ったようにマインスイーパーやってましたよ。

WindowsXPを8コアで動かして爆速XPライフとか、Hyper-Vならこんなことも簡単にできてしまいます。

懐かしさを満喫したら消してしまおうと思っていたんですが、仮想ディスクの容量は2GB以内で収まってますね。軽いしディスクも喰わないし、本当に秀逸過ぎる…
このぐらいの容量なら消さずに取っておきますかね。

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まとめ

まとめ
  • Hyper-V上でWindowsXPは動く
  • CPU1コア、メモリ:128MB、HDD:2GB で動く
  • ライセンス認証もオンラインは無理だけど電話なら行けるかも

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コメント

  1. kanehara より:

    業務上20年前のソフトを使わなければならず(ソフト会社は倒産しているのでバージョンアップもない)windows7でXPモードを使っていましたが、
    今度は別の業務ソフトがwindows7対応終了になるため、
    ようやくwindows10に移行し、その中でXPを動かすことになりました。
    XPはこの時に備えて用意してありました。
    しかしわかりやすい解説が驚くほど少なく、このページの通りに行い、大変参考になりました。
    細かい点はよくわからないので、ソフト1つを動かすだけなので、このページの画面と同じ数値にして、まもなくインストールが無事終わります。
    ありがとうございました。

  2. kanehara より:

    先ほどコメントを書き込んだ者ですが、後日談(どっちも今日のことですが)がありました。
    インストールしたwindowsXPに20年前のソフトをインストールしようとしましたが、念のため、windows10に直接インストールすることを試してみました。
    CD10枚も使ってインストールする古めかしいDBソフトだったのですが。
    互換性のトラブルシューティングをやってインストールしたら、あっさりできてしまいました。
    windows7では何をやってもできなかったのに。
    仕方なくこれまではXPモードと使い分けていたのですが。
    インストールしたあXPもとりあえず不要になってしまいました。
    何かの時のために保管しておきます。

  3. ばったん ばったん より:

    kaneharaさん

    情報ありがとうございます。
    私もWindowsXPとWindows7まで動いたソフトがWindows10で使えなくなったので、
    Hyper-Vでなんとかしようと思って記事を書いたのですが、
    Windows10も常に進化しているので、もしかしたら私の使いたいソフトも動くかも知れませんね。

    私ももう一度Windows10に直接インストールで試してみたいと思います。
    貴重な情報ありがとうございました。

    CD10枚ですか(^^;A)
    インストールCDを入れ替えてください、とかとても懐かしいですよね。

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