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ハードディスクから変な音がする場合

IT

結論から言うと、壊れ始めています(-人-)
早めの対策をオススメします。

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ハードディスクは消耗品

ハードディスクはパソコンの部品の一つで、記憶装置です。様々なデータを記録できる金属の円盤です。最近はSSDに変わりつつありますが、やはり安く大容量で…となるとハードディスクを選択することになります。

ハードディスクは使っているだけで壊れる

このハードディスクという装置、ずっと使えると思ってる方がいますが、実は消耗品です。普通に壊れます。まずはどんなものか簡単に説明します。

雑なハードディスクの説明

ハードディスクは金属の円盤が何層にも設置されていて、これが高速回転してヘッドが動きながら円盤上のデータを読み書きします。

ヘッドと金属の円盤部分は接触するかしないかギリギリの隙間しかありません。動作中に衝撃を与えないでください、というのは衝撃でヘッドと金属板が接触して傷がつくからですね。本当に精密な機械です。私は内蔵型はともかく外付けのハードディスクはドラクエIIIのカセットと同じぐらい慎重に扱っています

今回故障したハードディスク実物

私の場合、壊れかけor壊れたハードディスクは分解して処分するマイルールがありますので。個人情報の流出防止もそうですが、なによりこの金属の円盤のまぁ美しいこと(^^)

ハードディスク故障の前兆

私はパソコン歴25年ぐらいですが、今まで何台ハードディスクが壊れたか数え切れません。もちろん、破壊行為とかせずに自然故障です(使い方が悪いんでしょうか…)。

ハードディスクは突然故障しますが、少し前から前兆があります。通常のアクセスする際に発生する音以外に、変な異音が鳴り始めます。カツカツ、カッコン、カチッカチッ等

異音が鳴り始めたら、大切なデータを失わないためにもすぐに交換すべきです。異音がしても少しすると鳴らなくなったりすることもありますが、寿命が近いです。沈没する船から大事なデータを抜き取りましょう。完全に故障してからでは遅いです。

ハードディスクの健康診断

フリーソフトのCrystalDiskInfoを使って健康診断

異音が鳴り出すと割とすぐに故障しますし、異音がしなくても徐々に使えるセクタが減っていって故障する場合もあります。
あとハードディスクの大敵である温度の情報もわかりますので、私は通常時もこの「CrystalDiskInfo」というソフトでハードディスクの健康診断を定期的に実施しています。このソフトはフリーで利用できます。

CrystalDiskInfo プロジェクト日本語トップページ - OSDN
CrystalDiskInfoは、一部の USB 接続や Intel RAID, NVMe に対応し、ディスクに異常があればメールや音声で通知してくれるHDDとSSDに対応したディスク ユーティリティです。型番、容量、バッファサイズといった...

今回の健康診断結果

今回はうちのファイルサーバから異音が聞こえるようになり、CrystalDiskInfoで確認したところこんな感じでした。必要なファイルはすべてこのファイルサーバに保管しているので、飛んだらアウトです。このサーバ機はハードディスクを3台搭載していて左から起動用、真ん中と右側の2台が主にファイル保管用です。

まず見るべきところは健康状態です。真ん中の1台は正常なのですが、他の2台が注意になっています。どのポイントが引っかかっているかは画面にリスト形式で表示されていて、黄色の丸が引っかかったポイントです。まるで人間の健康診断と一緒ですね。

ハードディスクのメーカーによる考察

この3台はすべて別のメーカーです。

  • ST3500~:Seagate
  • WDC~:ウエスタンデジタル
  • TOSHIBA:東芝

私が自作パソコンしていた頃は、Maxtor>東芝・IBM>Seagate>WDCという感じでWDCの信頼性は低かったんですが、この個体は調子いいです。ただ同時購入した同じ機種のもう1台は買って半年で死亡していますので、やはり運要素が強いです。そして、がっかりなのは最近増設した東芝の3TBです。一年も経たずに体調不良になるとは…

そんなわけでハードディスクは、「運」要素強めです。やはりいつ壊れてもいいようにバックアップ体制を整えておくのが良いと思います。

ちなみにBuffaloやIO・DATAの製品でも中身はこの辺りのハードディスクだったりします。昔はロット番号で判定できたりしたんですが、最近はどうなんでしょうか…

健康診断の結果、不具合あり

注意の2台が共通で引っかかっているのが「05:代替処理済みのセクタ数」というものです。ハードディスクは金属円盤状を細かく領域を分けてデータを管理し、その領域の単位をセクタと呼んでいます。この例では一部のセクタが損傷したけど他のセクタを使うようにしたよ、ということです。

ノートで例えると全体で30ページあって5ページ目はコーヒーこぼしちゃって使えなくなったから1ページ目から続けて10ページ使って書く場合は、5ページの内容を11ページ目に書くようにして、ということです。このように使っていくと少しずつ使えないセクタが増えていきます。

そして一番左側の検査結果を見てください。「C5:代替処理保留中のセクタ」が黄色信号です。そしてその下の「C6:回復不可能セクタ数」も黄色信号で同じ数値です。先程のような代替えの処理ができなくなっていると思われます。

このあと継続して使っていく中で異常値が増えなければ使い続けても大丈夫だと思います。現に一番左のハードディスクはWindows起動ドライブなのですが、OSの再セットアップが面倒なので一年以上放置していますが、特に数値が悪化していないため放置していました。もちろん、問題なく起動して使えています。

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ハードディスク健康診断の結果

診断結果:まもなく故障、要交換

今回は一番右の東芝製の3TBハードディスク動作中に異音がしたため、念の為にCrystal Disk Infoで健康診断してみましたが、これはどんな感じで診断結果が出るのか見たかっただけです。ハードディスクは異音がした時点で強制交換が基本です

そんなわけで、迷わず秋葉ヨドバシへ直行です。
いいハードディスクが買えたらレビューしたいと思います。

2020.01.13 追記 外付けハードディスク購入

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