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Evernoteの大型アップデートでガッカリして乗り換えを決意

IT
この記事は誰向け?

この記事は、2020年のEvernoteの大型アップデートによる改悪でがっかりしてしまった人が、EvernoteからOneNoteへの乗り換え先を検討する時に参考になるかも知れない記事です。

なんと言っても、動作が遅い重い

調べたら意外と簡単にデータの引っ越しができてハードルがそこまで高くなさそうですので書きました。

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Evernote(エバーノート)ってなに?

Evernoteはご存知でしょうか?

この記事に辿り着いてきているということは、Evernoteのユーザさんである確率が高いのですが、そうでない人向けに超あっさり説明します。

メモアプリです!

メモのとり方は人それぞれだと思います。メモアプリケーションもWindows標準のメモ帳から付箋、クラウド上にメモを記録して複数のデバイスで共有できるものまで様々です。

メモアプリの紹介

2012年頃、まだスマートホンも出始めで、私はまだガラケーを使っていました。メモはパソコンのデスクトップに付箋ソフトで貼り付けるか、ガラケーのメモ帳に記録するぐらいで、それぞれ分断されていました。

パソコンとガラケー間でメモ内容を共有するのが面倒でしたが、スマートフォンの台頭でパソコンと携帯電話は、パソコンと小型パソコンのような関係性になり、そこにクラウドが加わることで両デバイス間のメモ共有は圧倒的に簡単になりました。

そこで、それではどのメモアプリが良いのかということになります。当時、書き捨てのメモだけではなく、仕事のナレッジを蓄積するものも探しており、それも踏まえた検討した結果、次の二択になりました。

Google Keep

ブラウザベースで動作する付箋。付箋の内容はGoogleアカウントで共有できます。シンプルで軽量、扱いやすいのですが、その反面、付箋レベルなのでメモとしては良いのですがナレッジの蓄積という点では体系立てて記録を残せないというのが弱点でした。

Evernote

データの記録のしやすさ、取り出しやすさ、情報を体系立てて保存出来る上、タグもつけられる。斬新だったのは、アップロードしたPDFファイルの中身まで検索可能だということでした。それに加えて、クラウド上に保存できる最大容量は無制限というのも魅力でした。

さらにWebページをそのままクリップできる機能もありました。今まで気に入ったサイトはIEのMHT形式で保存していた私としては、ファイルが散らかって困っていたので、これが解決できるのは大きかったです。

また、DoCoMoユーザには一年間プレミアムプランが利用できる特典もあり、使ってみることにした。

結局どっちにしたのか

どちらも強みがあった結果、ナレッジ蓄積はEvernote普段のメモはGoogle Keepという使い分けにしたのでした。

Evernote歴8年の私

Evernoteは100年続く企業を謳い文句にしており、これが一つの安心要素でありました。ナレッジは生涯溜め込んでいくことになるため、途中でサービス終了されたら困るわけです。

そういう意味でも安心感、そして機能の充実感からEvernoteに惚れ込んでしまい、私の第二の頭脳として愛用することになりました。

実際に使ってみると、キーワードで検索すると過去に蓄積したメモやノウハウをすべて検索してくれる。

Webのクリッピングもしておけばその情報も合わせて検索してくれるという、忘れっぽい私には最高のソリューションだった。

こうしてナレッジの蓄積は順調に続いていきました。やがて一年が経過し、プレミアムプランが終了しました。しかし、私の利用用途だとフリープランでも充分利用できたため、フリープランで継続してきました。

前回の改悪

フリープランで使い続けていた私に訪れた最初の乗り換え危機。今まで複数のデバイスで情報を一元管理できていたのですが、フリープランだと最大で2台までという制限がつけられてしまったのでした。

プレミアムプランに切り替えれば問題はないのですが、別のクラウドサービスを課金して使っていたため、なるべくフリーのまま使いたい。

そこで、Evernoteを使うパソコンを1台に固定し、もう1台はスマートフォンにしました。最悪、Webブラウザでログインすればアプリ版まで快適とは言えませんが、一応Evernoteを編集できるので、少し不便ですがフリープランで継続することにしました。

MicrosoftのOneNoteも検討してみました

移行ツールでデータの引っ越しができるとのことで、試してみましたが同じようにノートが移行できないため、蓄積した膨大なノートを再度整理し直すのかと思った結果、このままEvernoteを使おうということになりました。

今回(2020年11月頃)の致命的なアップデート

そして、今回のアップデート、これがひどすぎました。Windows版のEvernoteアプリが劣化しすぎて実用に耐えられないレベルになってしまいました

プレミアムプランに乗り換えてとかそういう次元ではなくなってしまいました。

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主な改善ポイント(主観)

一応、改善された点も書いておきます。マーカーは引きません。引くと全部黄色になってしまうのでw

GUIがイマドキになった

画面のデザインがイマドキになりました。旧アプリでは、Windowsアプリ感があったので他のプラットフォームとデザインを合せるというのは設計思想としてアリだと思います。

ただ、機能を落としていいという話とは別だと思うんですよね・・・

ダークモードが搭載された

世の中的にはダークモード使いが増えてきていますので、これは良かったと思います。

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主な改悪ポイント(主観)

たくさんありましたので、番号振っちゃいます。

  1. アプリケーションの起動が遅い
  2. 検索結果がアプリケーションを再起動してもなぜかずっと残り続ける
  3. ノートの更新日が変更できなくなった(並びを調整できなくなった)
  4. データベースのファイル置き場が見えなくなった
  5. 入力時のリアルタイム更新
  6. 水平線<HR>がなくなった
  7. プレゼンテーションモードがなくなった
  8. 設定でカスタマイズできることが大幅に減った

1.アプリケーションの起動が遅い

使い込むほどにデータが増えていくので、一定重いのはわかります。しかし、バージョンアップ前のものより体感でかなり遅いと感じます。あ、メモしたいという時にワンテンポ入れられると内容が少しロストしてしまうので、これはBAD。

私の環境では、旧アプリだと0.31秒で起動しましたが、新アプリで2.84秒かかりました。

2.検索結果が残り続ける

毎回同じ検索をしないので、サジェストタイプにしてくれれば便利だったんですが、なぜかがっつりキーワードして残ります。毎回消すのが面倒。旧アプリなら設定で変更できましたが今回変更できなくなりました。こういう押しつけは止めてほしいです。

3.ノートの更新日時が変更できなくなった

これは運用方法によっては致命的です。ノートの並び順を調整するのに更新日をちょっと修正するということがあったのですが、これができなくなりました。最後に修正したノートの順番になってしまうので、後からノートの修正をしにくくなりました。気持ち的に。

4.データベースのファイル置き場が見えなくなった

クラウドを100%信用していない私は、データベースファイルをたまに独自でバックアップしていました。前は設定画面からファイルの格納場所が確認できたのですが、設定項目自体がなくなっていました

5.入力時のリアルタイム更新

これが私にとってはかなり致命的です。以前は手動でクラウド側と同期するボタンがあったので、キリの良いところで同期していたのですが、最新版ではノートをちょっと書く度にクラウドとのデータ通信が強制的に発生するため、入力時にもさもさしてタイピングの方が早い人だとストレスでしかないです。

旧アプリでは設定でリアムタイム更新するか手動更新するか選択できたのですが、なくなっていました。終了です。

6.水平線<HR>がなくなった

ノートの仕切り線として、水平線をよく使っていたのですが、エディタから消えてしまいました。ちなみに水平線とは、このような横線 ↓ のことです。HTMLタグだと<HR>です。


どうやら、マークダウンに対応したようです。
半角ハイフンを続けて3つ入力したら変換されました。

7.プレゼンテーションモードがなくなった

Microsoftのパワーポイントのように、ノートをスライド風に全画面表示して、マウスポインタもレーサボーポインターのような感じで使える機能がありましたが、なぜか消えました

たまに発表用にまとめたノートでそのままプレゼンできたので便利でした。しかし無くなってしまいました。

8.設定でカスタマイズできることが大幅に減った

最近のアプリはこの風潮が強いです。作り手の決めた通りに使え!スタイルです。設定で変更できる要素が大幅に減りました、というかほとんど無くなりました。

カスタマイズ要素を減らした方が開発コストが少なくて済むんでしょうが、同時のユーザの幅も狭めているんですよ。

昔のWindowsアプリとか設定画面とかラジオボタンやチェックボックスが並んでいたと思います。自分が使いやすく設定して初めてアプリに愛着が湧いてくる私としては、カスタマイズさせないスタイルはハッキリ言って興醒めです。

アップデート前のEvernoteアプリの設定画面

ご覧の通り、昔はキメ細かく自分用にセッティング可能でした。

アップデート後のEvernoteアプリの設定画面

え!? これだけ??

なにもカスタマイズできなくなっています。結局、ショートカットキーも指定できないですし、ノート編集時の更新タイミングの指定もできなくなりました。

フリープランの場合はさらに制限も追加

フリープランでは、ノートを共有できるデバイス数が最大で2台までに制限されています。例えば、パソコンのアプリとスマートフォンで2台使い切った場合に別のパソコンでEvernote使う時はEvernoteのWeb版を使えばデバイス数にカウントされないため利用できたのですが、今回のアップデートから、Web版も1デバイスとしてカウントする対象になってしまいました。

試しにWeb版にアクセスしてみたら、この通りでした。

もちろん、Evernoteも慈善事業ではないですからお金を取るところはとってよいと思います。しかし、この対応は実質フリープランのユーザさようなら、ということなのかもしれません。

私は基本フリープランですが、大量にノート書いたり、大量にWebクリッピングする時は1ヶ月だけプレミアムとか契約していたので、今後、そういうピンポイント課金ユーザも離れてしまうかもしれません。私のように・・・

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結論

私は乗り換えることにしました

乗り換え先が確定するまでは、使いにくい新しいEvernoteを使い続けるしかないか、と思ったのですが、アップデート前の旧アプリケーションが期間限定で配布されていたので、こっちを使ってその場しのぎをしておき、早めに乗り換え先を探すことにしました。

Evernoteは日々進化しているアプリケーションです。今後のアップデートで問題が解決する可能性も充分ありますので、Evernoteが好きな方はしばらく様子見した方がよいかもしれません。

この手のアプリの乗り換えは蓄積したデータの移行に労力を使いますので、慎重にお願いします。

【応急処置】以前のEvernoteアプリケーションに戻す

Evernote社から期間限定でアップデート前のアプリケーションがEvernote Legacyという名前で配布されていますので、こちらをインストールすれば以前のものが使えます。
Evernote Legacy

こちらはEvernote公式アプリですが、期間限定とのことで、新アプリが安定したら使えなくなる予定です。アイコンも灰色になってしまいましたし、このまま使い続けようとは考えない方がよいと思います。

2024.02.04 追記

いつの間にかEvernote Legacyの配布が終了していました。まぁもともと期間限定とのことでしたし仕方ないか… と思ったんですが、やはり最新版は使いづらいのでどこかに落ちていないか探したところ見つかりました。

Evernoteフォーラムのコメント

URLがCDNになっているので正式配布のキャッシュの可能性が高く、いつ消えてもおかしくない状態ですので、Evernote Legacy版を使い続ける人はダウンロードしておいたほうが良さそうです。

この配布版、MD5確認しましたが一致していたので問題なさそうです。

乗り換え先は…

MicrosoftのOneNote

乗り換え先は、前からちょっと気になっていたMicrosoftOneNoteです。Evernoteと同じようなナレッジの集約とメモに特化したアプリです。

Officeシリーズと同様のインタフェースなので、Officeを使っている人にはあまり抵抗がないと思います。実は、前回の改悪の時に一度乗り換えようとしたのですが、次の理由で断念していました。

  1. Evernoteで使えた「タグ」がない
  2. Evernoteに使い慣れてると勝手が違う
  3. クラウドに保管できるデータが無制限ではなくなる

しかし、もはやEvernoteがダメになった以上、乗り換えざるを得ないわけです。まぁ、住めば都。本格的に使ったら実は便利かも知れません。

実はちょっと使ってみました。1のタグが使えないという点。これタグ愛好家としては致命的でしたが、OneNoteでは「セッション」という名前でタグと同じような動きができるようです。

2は慣れれば解決するでしょう。3については、私はMicrosoft 365のサブスク契約しているのでOneDrive使えば1TBまで使えますので、まぁ実質無制限みたいなものです。

OneNoteへの乗り換え方法

乗り換え時の最大のポイントは、過去に蓄積したデータを移行(引っ越し)できるか、という点です。8年間蓄積したデータを手動で転記するのはもはや不可能。

調べたところ、EvernoteからOneNoteへのデータお引越しツールがあるとのことなので、それを使って実際に引っ越ししてみようと思います。確認ができたら次の記事で書きたいと思います。

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