Windows10にそっくりなLinuxfxを試してみた(番外編)
Linuxfxを試すシリーズも今回で3回目。
前回は、よくあるWindowsアプリケーションが動作するか試してみて、そこそこ動きましたので、調子に乗ってMicrosoft製品を試してみることにしました。
Windows Essentials 2012
Windowsムービーメーカーなどが使えるWindows Essentials 2012を試してみます。インストーラーはWineで起動できそうです。
おお、インストーラーは起動できました。では、インストールしてみましょう。OneDriveがまだSkyDriveですね^^;
結果は、インストールできませんでした。
エラーメッセージではファイルが壊れているということだったので、このインストーラーをWindows環境で実行してみたところ、問題なくインストールできました。
つまり、Linuxfxにはインストールできないようです。
アンチウイルス(Windows Defender)
Windows Defenderは、Windowsから無償で提供されているアンチウイルスソフトです。インストーラーをダウンロードして実行してみましたが、やはりインストールはできませんでした。
Trendmicro ウイルスバスタークラウド
Microsoft製品がだめなら、別の会社のアンチウイルスなら入る?
と思い、トレンドマイクロ社のウイルスバスタークラウドをインストールしてみました。
インストーラーは起動しましたが、ダウンロードができませんでした。
インターネットに接続できていないっていうエラーメッセージが表示されたのですが、たった今、このインストーラーをトレンドマイクロ社のWebサイトからダウンロードしてきたので、接続できていないことはありません。
左下にプロキシサーバの設定というリンクがあったので押してみたところ、このような設定画面が表示されました。
InternetExplorerから設定を自動的にインポートは無理ですね。Windowsじゃないので。仕方なく、プロキシサーバを使ってみます。
Linuxfx上にプロキシサーバ(squid)でを動かして、そのプロキシ経由でYahoo!サイトに接続できるところまで確認して、ウイルスバスターのインストーラーにプロキシ指定しましたが、結果その先に進みませんでした。
ウイルスバスターもインストールできませんでした。
このOSにはインストールできません、というようなメッセージを出して欲しいなぁ。わざわざプロキシ立ててしまった・・・
Microsoft 365 (Office 365)
もうここまで動かないと無理だとは思い、半ば諦め気味ではありますが一応試してみました。
このように、LinuxfxでMicrosoft365にサインインしてダウンロードページへ行くと、インストールリンクが表示されません。ダメか・・・
ちなみに、Windows10からアクセスすると、このようにインストールリンクが表示されます。
では、Windowsで接続して、ダウンロードしたインストーラーファイルをLinuxfxで起動したら、ワンチャンあるかも、、、と思い試してみました。
インストーラーは起動しましたが、インストールはできませんでした。インターネットにも接続していますし、ディスクの空き容量も20GB以上あったのでその点は問題ないハズです。
まとめ
今回試したアプリケーションは、全滅でした。
Microsoft製品はまず動かないと思っていたほうがよいです。Linuxfxでは簡単なフリーソフトぐらいなら動く、、という感じでしょうか。
せっかくいろいろ試したので、番外編として記録に残しておきたいと思います。
そのうち、LinuxfxやWineのバージョンが上がったら動くようになったりして。
今のところ、Windows10に一番近いLinuxなので、引き続き注目して行こうと思います。
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