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VPNでL2TP接続で最初にネゴシエートに失敗したけど解決した話

IT
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エラーの内容

接続する時に表示されるメッセージ

WindowsパソコンからVPN接続しようとした時に、次のエラーメッセージが出てしまった時の対処方法です。

VPNに接続できません
リモートコンピューターと最初にネゴシエートするときに、セキュリティ層で処理エラーが検出されたため、L2TP接続に失敗しました。

イベントログに出力されるログ

WindowsログのApplicationを見てみましょう。ソースがRasClientでエラーになっているものがVPN接続エラーのものである可能性が高いです。

〈Windowsユーザ名〉は失敗した〈VPN接続名〉という接続をダイヤルしました。失敗時に戻された理由コードは XXX です。

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解決編

VPN接続情報の確認

VPN接続方式にはいくつかありますが、よく使われるのが「L2TP/IPsec」です。

今回はこの方式の時のトラブルシューティングです。

確認する項目は、VPNサーバ側でセットした次の3つです。

  • VPN接続先IPアドレス、またはドメイン名
  • 事前共有キー文字列
  • VPN接続用のユーザ名
  • VPN接続用のユーザのパスワード

これをネットワーク管理者(VPNサーバの設定をした人)に確認してください。

Windows11のVPN接続設定画面で、確認した内容が正しく入力されている確認してください。

VPN接続の詳細設定の確認

VPN接続設定を作っただけだと、枠内がオフになった状態なので、詳細設定画面を開いて画像のように設定を行ってください。

これで接続できると思います。

これでも接続できない場合

NATトランバーサルの設定を変更すると接続できるかもしれません。

Windowsのレジストリエディタを起動して、ここに次のキーを追加します。

場所:HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\PolicyAgent

キーの追加は、右側の空白部分を右クリックして、右クリック→新規作成→DWORD(32 ビット)値を選択し、次のキー名を入力してください。

キー名:AssumeUDPEncapsulationContextOnSendRule

キーが作成できたら、ダブルクリックして値を設定します。値は2を指定します。

このようにセットできればOKです。

設定が終わったら、パソコンを再起動してVPN接続を試してみてください。

設定が正しければ接続できると思います。

それでは、また

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