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あのAviUtlが帰ってきた!新時代の『AviUtl2』を早速インストールしてみた

その他・雑記
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AviUtlとは

無料で使える定番の動画編集ソフト「AviUtl」。
長年にわたって多くの動画制作者に愛されてきたこのソフトが、なんと6年ぶりに最新バージョン『AviUtl2』として電撃リリースされました!

リリース直後からSNS(特にX)ではトレンド入りし、全国のAviUtlユーザーから歓喜の声が続々と上がっています。

私自身もAviUtlの愛用者で、以前ブログでも紹介してきました。

今回の『AviUtl2』の登場は見逃せません──というわけで、早速インストールして試してみました!

こんな人にオススメな記事
  • AviUtl2ってどんなソフトなの?と気になっている方
  • AviUtlを使っている(いた)方で新バージョンのAviUtl2も使ってみたいので気になっている方
  • 動画編集を始めてみたい方で無料で使えるソフトを探している方
  • プレミアプロだとサブスクで毎月のコストがかかってしまうので節約を考えている方
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AviUtl2のインストール

公式サイトからダウンロードする

公式サイト「AviUtlのお部屋」にアクセスして「AviUtl2」をダウンロードします。
記事執筆時点(2025.07.09)では、ExEdit2 beta1となっていますが、今後バージョンは変わっていくと思いますので、その時の最新版をダウンロードしてください。

今回は、ZIP版でセットアップしてみます。
一番上のZIPファイルがAviUtl2の本体です。ダウンロードするのはこれ1つでOKです。
インストーラー版がよい方はsetup.exeの方をダウンロードしてください。

一番下のaviutl2_sdk.zipはプラグイン開発者向けのファイルなので、動画編集でAviUtl2を使う方は不要です。

AviUtl2のセットアップ

ダウンロードしたら、Zipファイルを展開して、適当なフォルダに配置し、aviutl2.exeを実行すればすぐに起動します。

私は、Cドライブの中に、toolsフォルダを作成してそこに格納しました。C:\tools\aviutl2beta1

旧バージョンのAviUtlを使っていた方向け情報ですが、AviUtlとAviUtl2は共存できますので、消す必要はありません。むしろ最初は動作比較やプラグインの移行があるので残しておいたほうが良いでしょう。

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AviUtl2起動!!

AviUtl2メインウインドウ

初代AviUtlと比較すると、がっつり見た目変わりましたね。

初代AviUtlは各ウインドウがバラバラでしたが、AviUtl2では一つのウインドウに統合されて、今どきの画面インタフェースになっています。

旧バージョンのAviUtlとの画面比較

さあ、AviUtl2が起動しましたので、さっそく使ってみましょう。

まずは、現行のAviUtlのどのウインドウがどこへ行ったのか確認してみました。

左側の黄色の枠内が旧バージョンのAviUtlで、メインウインドウ、ツールウインドウなどそれぞれ独立したウインドウになっています。

右側のピンク色の枠内が新バージョンのAviUtl2で、こちらは一つのウインドウの中にそれぞれ機能の画面が搭載されている形になっています。

同時に起動して、どのウインドウがどこに配置されたのか矢印で表現してみました。

基本的に元々あった機能は新バージョンにも引き継がれています。

メインウインドウと動画プレビューウインドウが一つに統合されたことでわかりやすくなっています。他にもフィルターの個別設定ウインドウなどもメインウインドウに統合されて行方不明にならなくて良いです。

ちょっと編集操作で違いを確認

私が普段やっている動画の次の操作を試してみました。

  • 画像や動画の合成
  • 動画中の不要部分のカット
  • 部分的な編集(不要部分の黒塗り、動画の一部分にモザイク処理、文字入れ等)

画像や動画の合成

まず、大きな改善点として、動画のレイヤの扱いがシンプルになりました。

旧バージョンだと、ベース動画とその上にレイヤを重ねていく形になっていて、このベース動画とレイヤで合成した動画がそれぞれに編集ができてしまうため、レイヤを複数重ねたあとに編集するのが複雑で大変でした。

ちゃんと理解すれば問題ないのかも知れませんでしたが私は完全理解に至らず、画像の合成はできましたが、複雑な動画の合成はできませんでした。

AviUtl2ではレイヤの概念だけに統一されたようで、動画の不要部分のカットなどはすべてのレイヤに対して同時に実施できるため、シンプルになり、あれだけ旧バージョンを使って意味がわからずにできなかった動画の合成とその後の編集が簡単にできたのには驚きました。

また、動画の映像と音声が別々のレイヤとして扱われていてややこしかった点も改善されていて、AviUtl2では画像と音声をセットで編集できるため、編集ミスって音だけ残ってしまったとかもなくなりそうです。

動画中の不要部分のカット

不要部分のカットの操作については、少しやり方が変更になっていたので最初戸惑いました。

旧バージョンでは、カットしたい部分のフレームの選択開始と終了でカットしたい部分を選択状態にして削除してカットしていました。

AviUtl2で同じことをやろうとしたら、フレームの選択開始と終了が無くなっていて、これどうやるの?と思っていろいろ触っていたところ、カットしたい場所の前後で動画を分割して、カットしたい部分を一つの塊としてからそれを削除することで同じことができました

部分的な編集(不要部分の黒塗り、動画の一部分にモザイク処理、文字入れ等)

不要部分の黒塗りは「縁塗りつぶし」という機能名でしたが、AviUtl2では「クリッピング」でできます。

動画の一部にモザイク処理は、「部分フィルタ」に「モザイク」を追加することで実現できます。これはAviUtl2でも同じでした。

旧バージョンの部分フィルタの位置の変更はドラッグアンドドロップでできましたが、サイズの変更まではできず、数値を入力する必要があって不便でしたが、AviUtl2ではどちらもマウス操作だけでできるようになったので便利です。

文字入れもテキスト入力エリアがメインウインドウに統合されたので、使いやすかったです。

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旧バージョンのプラグインって使える?

私が使っていた旧バージョンのAviUtlで導入していたプラグインをそのままAviUtl2のプラグインとして使ってみました。

AviUtlのプラグインをAviUtl2でも使う方法

旧バージョンのAviUtlフォルダの中にあるPluginsフォルダの中身をそのまま新バージョンAviUtl2のプラグインフォルダにコピーするだけで、ほぼ使えました。

参考までに私の環境でのやり方を書いておきます。

旧バージョンのAviUtlのプラグインフォルダ:C:\tools\aviutl110\Plugins

新バージョンのAviUtl2をインストールしたフォルダ:C:\tools\aviutl2beta1

AviUtl2フォルダの中にPluginsフォルダを作成して入れれば使えるかと思ったのですが、AviUtl2のプラグインフォルダは次のフォルダ固定のようです。
C:\ProgramData\aviutl2\Plugin

つまり、AviUtlのPluginsフォルダの中身をすべてC:\ProgramData\aviutl2\PluginにコピーすればOKです。

こんな感じでAviUtl2のプラグイン情報画面でも確認できました。

私が使っているプラグインの導入方法はこちらの記事をご覧ください

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とりあえず1日使った感想まとめ

一つの画面に動画プレビューウインドウや各種設定ウインドウが統合されたことで、直感的でわかりやすい画面になりました。

また画面だけでなく、動画のレイヤの概念がシンプルになったことで動画の合成操作が直感的にできるようになりました。特に複数動画の合成後の編集が格段に楽になった印象です。

正直、旧バージョンは操作や考え方が複雑なところがあったり、直感的に操作できないこともあり、複雑な編集まではできずにいて、やはりちゃんと動画編集するならプレミアプロのようなサブスクの動画編集ソフトを使わないとダメかも、、と思い始めていた私でした。

しかし、この新バージョンのAviUtl2なら今までできなかった動画編集ができそうな気がします。しかもそれがフリーソフトでできるなんて素晴らしい!

動画編集始めてみたいけど、サブスクの動画ソフトを使うほど編集しないからと二の足を踏んでいた方々、まずはAviUtl2で動画編集デビューしてみてはいかがでしょうか。ずっと無料で使えます。作者のKENくんには感謝ですね。

それでは、また!

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